starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

耐えて、待望の瞬間=宮崎日大に新たな歴史―高校サッカー


 耐えて、数少ない好機を物にした。宮崎日大はゴール左の好位置で獲得したFKから後半33分。エース芥川が入れた速いクロスに外山が頭で合わせた。「ボールの質の良さにびっくりした」。2年生コンビが待望の選手権初ゴールを生んだ。  強豪の富山第一に押し込まれる苦しい時間帯をしのいだ後の得点だった。シュートは相手の15本に対し6本。「前半からあまりボールに絡めなかった」と芥川。それでも体を張った守備で粘る。初出場の前回は初戦敗退だったが、創部59年目での初勝利につなげた。  宮崎県は第91回大会を制した鵬翔と日章学園の2強時代が続いていた。その潮流を変えた宮崎日大はJ1鳥栖の下部組織からも選手が進学するなど、躍進が著しい。朝倉監督は「(2強に)追い付くことができた。ここから宮崎県を引っ張っていける」。新たな一歩を踏み出した価値を強調した。  チームの目標はベスト8以上。次戦の相手は優勝候補の一角、静岡学園。難敵が続くが、芥川は「点に関わっていけるところをもっと見せたい」と意気込む。初戦の硬さもあり、パスをつなぐスタイルは発揮できなかった。本来の姿で歴史をさらに塗り替える。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕後半、ゴールを決め、喜ぶ宮崎日大の外山(左端)=31日、千葉・フクダ電子アリーナ 〔写真説明〕後半、競り合う宮崎日大の芥川(右)と富山第一の片山=31日、千葉・フクダ電子アリーナ
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.