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新天地でも「便利屋」で=又吉、パ・リーグ挑戦―プロ野球・ソフトバンク


 今オフに中日からフリーエージェント(FA)宣言してソフトバンクに加入した又吉克樹投手(31)は、自身を「便利屋」と表現する。本職は中継ぎだが今季は抑えも務め、先発の経験もある。中日での8年間で通算400試合に登板。「困ったときに又吉、誰かがいないときに又吉。全てできるのはセールスポイント」と話す。  宣言残留を認めた中日を含め複数の選択肢がある中、移籍を決めたのには理由がある。セ・リーグとパ・リーグの野球は「全く違うもの」と捉え、「パで自分がどこまでやれるのか試したかった。引き出しになるものを吸収して、自分のものに変えていきたい」。  独立リーグ出身者では初のFA宣言選手となった。自身の決断で「裾野がより広がるように。独立リーグの選手に少しでも明確な目標ができればいい」と願う。  ソフトバンクとは縁がある。四国アイランドリーグPlus・香川時代に3軍との対戦経験があるほか、同学年の東浜、1歳上の嘉弥真ら同じ沖縄出身の選手が多い。三笠杉彦ゼネラルマネジャーは「経歴からしてもホークスと親和性が高い。早く慣れて大活躍してもらいたい」と期待する。  マウンド外の「活躍」にも注目が集まる。中日時代はロッカールームなどで選手らの様子を撮影し、自身のツイッターに投稿。ファンの間で「又吉広報」と親しまれた。新天地でも「写真1枚で喜んでもらえるなら、タイミングをみてやっていきたい」と、発信を続ける考えだ。  悩んだ末に決めた新たな挑戦。「便利屋という言葉自体、僕は嫌いではない。誰でもできることではないし、それを変える必要はない」。王座奪還を目指すチームで、大事なパーツになる。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕中日からソフトバンクにフリーエージェント(FA)移籍し、入団会見でポーズを取る又吉克樹投手=18日、福岡市中央区
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