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自信と使命感が支えに=ロコ・ソラーレ、2大会連続五輪―カーリング


 平昌五輪で日本勢初の銅メダルを獲得してから約4年。オランダで行われたカーリング女子の北京五輪最終予選で、ロコ・ソラーレが再び五輪切符を手にした。この間に培った確かな自信と使命感に支えられ、堂々の戦いぶりだった。  リザーブ石崎琴美以外のメンバー4人は平昌の時と変更なし。ここまでの道のりは決して平たんではなかった。平昌後は「負けたことが報道されるようになった」とサード吉田知那美。日本を代表するチームになり、重圧は格段に大きくなったという。「強くなろうと笑顔を捨て、カーリングをするのが苦しい時期もあった」と話す。  こうした重圧を成長の糧に変えた。スキップ藤沢五月は「平昌の時は自分たちがいいパフォーマンスをするにはどうしたらいいか、ということしか考えなかった」。しかし、今は「少しずつ余裕が出て、対戦相手のことや、どういう作戦を立てたらいいのかを(冷静に)考えられるようになった」と自身を見詰める。  再びメダル獲得に挑戦し、カーリング普及につなげたいという使命感もチームを支えた。藤沢は「私たちが年下の世代に(カーリングの)面白さを伝える責任がある」と熱っぽく語った。  ロコ・ソラーレ設立メンバーで平昌ではリザーブだった本橋麻里は、メダルを持って帰国した自分たちを出迎えた北海道北見市の男子中学生たちの目の輝きを忘れていない。  彼らの中から結成された「常呂ジュニア」は、日本代表として来年の世界選手権を目指すまでに力をつけた。本橋は「(自分たちが)ここで目標を持って取り組むことは無駄ではないと証明できた」。北京五輪でも、自分たちの足跡が次の世代に好影響を与えられると意識してメダルを目指す。(了)【時事通信社】
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