動物虐待で業者の元代表起訴＝従業員は不起訴―長野地検支部

　長野県松本市のペット販売業者が劣悪な環境で多数の犬を飼育していた事件で、長野地検松本支部は１５日、動物愛護法違反罪で元代表の百瀬耕二容疑者（６０）＝同市＝を起訴した。共謀したとして逮捕された従業員の男性（４８）は不起訴処分とした。同支部は理由を明らかにしていない。 　起訴状によると、百瀬容疑者は９月、同市にある２カ所の飼育施設で犬４６９匹を衰弱させ、虐待したとされる。　（了）【時事通信社】