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ストレス解消にも!「金曜日のカレー」で家族の幸福度が増す可能性が明らかに



日本の国民食とも呼ばれるほど人気の高いメニューであるカレー。子供にも大人にも大人気で、一番好きな料理はカレーだという人も多いですよね。筆者自身、家族みんなが集まる日には、カレーを作って食べるのが定番となっています。

株式会社ライフスケープマーケティングの「食MAP®データ」によると、家庭でカレーが食べられることが一番多いのが「金曜日」です(「家庭での夕食時 カレー食卓登場頻度<曜日別>」)。海上自衛隊の部隊では曜日感覚を保つため毎週金曜日はカレーを食べることが習慣化されていますが、一般家庭で金曜日にカレーが食べられるのはなぜなのでしょうか?

今回は、そんなカレーに関するトピックです。全国の20代~50代の既婚の子どもがいる男女1,000人を対象にエスビー食品がおこなった「家庭での手作りカレー実態調査」をもとに、金曜日のカレーの秘密についてご紹介します!

みんなが好きだから、家族が集う金曜日に選ばれている
金曜日に家庭で手作りカレーを食べると答えた人(494人)にその理由を聞くと、「いつ食べてもおいしい」(82.6%)、「家族が好き・喜ぶから」(81.4%)、「子どもが好き・喜ぶから」(81.2%)、「献立に困った時に作りやすい」(80.6%)などが上位に。
また、金曜日に手作りカレーを食べたくなると答えた人(408人)にその理由を聞くと、「食べると元気が出る」(57.4%)、「土日も元気に過ごせる気がする」(43.4%)、「疲れた体が癒される」(40.9%)などが挙げられました。
他にもカレーを食べると元気が出て、食べた日はよく眠れる、家族で食卓を囲む頻度が高い人ほど、「金曜日のカレー」効果を実感するなど、リリースでは様々なカレーの効果に関する調査結果が紹介されています。

さらに、誰とカレーを食べたいかと聞くと8割が「家族全員で」(76.9%)と答えており、カレーは予想通り、家族の幸せの象徴の食べ物のよう。

カレーを食べることによる脳波への影響
家族団らんと幸せの象徴のカレー。エスビー食品ではさらに、このカレーを家族全員で食べてもらって、同じく国民食のハンバーグとの比較の上、カレーの香りがどのように脳波へ影響を与えるかを検証しています。
その結果、目を閉じた状態(視覚情報がない状態)でカレーの香りをかいでもらったところ、香りをかぐ前と比較して、10秒間の「好意度(好ましい状態、うれしい状態の時に上昇する脳波)」の差が、カレーの方がハンバーグを上回ることが分かりました。特に子どもの場合、それが顕著に出ています。
また、食事前後の「好意度」の差も、ハンバーグは減少傾向にあるのに対し、カレーは上昇傾向にあることがわかりました。香りと合わせ、ハンバーグを食べた後よりもカレーを食べた後の方がよりうれしい状態になったことが分かります。こちらは特に親で顕著でした。
さらに「ストレス度」について、カレーとハンバーグの食事前後を比較したところ、双方食べると「ストレス度」は減り、特にカレーの方がより顕著に「ストレス度」を軽減させる可能性があることがわかりました。

これらの脳波測定の結果から、カレーは楽しく食べられて、ストレスを下げる可能性のあるメニューであると推察できますね。金曜日の食卓にカレーを上手に取り入れると、楽しくストレスのない食卓となり、家族仲をより良くさせてくれるかもしれません。

手軽に作れて美味しく、ストレスの解消にも効果が期待できるカレー。みなさんも、金曜日にカレーを取り入れて、元気で幸せな土日を迎えてみてはいかがでしょうか?

【参考】
エスビー食品 調査結果
https://www.sbfoods.co.jp/company/newsrelease/2018/pdf/1803_golden_result.pdf

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