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【プロ直伝】すぐできるアーユルヴェーダの冷え対策法



2020年も目前となり、厳しい寒さを感じる日が多くなってきました。1年中悩んでいる方も多い「冷え性」も、冬は特に気になる季節。今回は、アーユルヴェーダの視点から冷え対策の方法をご紹介します。食事や日々の過ごし方を見直して、冷え知らずの温活ライフを送りましょう。


冷え性は病気?

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現代女性の多くが抱える悩みの一つ『冷え性』は、西洋医学では“病気”という解釈はなく、これといった治療法がないのがもどかしいところです。
しかし、東洋医学のアーユルヴェーダや漢方では、冷えはポピュラーな健康問題として取り上げられています。今回は、アーユルヴェーダの観点から冷え性対策をお伝えします。

【冷え性対策1】冬の水分補給

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秋冬は、自然界に風のエネルギーを持つヴァータドーシャが増えるため、外気が非常に乾燥します。肌や髪、粘膜などはそのままでは外気の影響をダイレクトに受けてしまいます。

このため、外気の状況に合わせ、スキンケアであれば、保湿力の高いタイプの化粧水やしっとり潤うクリームに切り替えたり、髪にはヘアオイルをつけたりなど、夏から冬のケアに切り替えたお手入れをすることで乾燥から身を守ります。
しかし、ここで問題です。飲み物はいかがでしょうか?
冷え性をアーユルヴェーダの視点で見た時に、ヴァータドーシャの乱れが挙げられます。ヴァータドーシャを増やす性質の中には渋味、苦味という味があります。また、“冷たい”という性質もヴァータドーシャを増やす要因に。
このことから、普段冷たい渋味や苦味のあるお茶を飲み、冷え性がある方は要注意です。
和食の後にいただく温かいお茶は渋味と苦味により、塩分で上がった火のエネルギーを持つピッタドーシャを緩和してくれたり、上がりすぎた食欲を下げてくれたりと、さまざまな効果効能があり日本の食文化の一つにもなりました。
しかし、「水分を補給する」のであれば温かい白湯などがおすすめです。飲みにくい時には、白湯にシナモン(シナモンスティックをお好みの大きさで入れるのがおすすめ)やショウガを入れていただくと、味に変化が出ますし、飲むたびに体の奥からじんわりと温めてくれるので冬にぴったりのスパイスです。

※シナモンの過剰摂取にはご注意ください。

【冷え性対策2】地産地消の食材

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四季がある日本は、季節ごとにその土地に生きる私たちが食するにふさわしい性質を持つ食物が採れます(身土不二)。
日本の冬の寒い季節に旬を迎える、ネギや玉ねぎなど辛味のある野菜は血液や体液の流れを良くし、体を温めるといわれています。
また、冷え性が気になる場合は温かい食べ物をいただくことが大事。旬のカブや大根など、よく煮込むと美味しい食材をいただいて体の奥から温まりたいですね。

日常の行動を見直し!冷え性改善におすすめ行動リスト

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冷え性の方は、


体に熱を保てず冷える方(ヴァータドーシャを乱しやすい方)


体が温まりにくいから冷えを感じる方(カパドーシャを乱しやすい方)


という2つのパターンがあると筆者は考えます。

このため、共通して行いたいのは、

1) 温める性質のある太白ゴマ油でのマッサージ

2) ガルシャナ(絹の手袋で行う乾布摩擦)

3) 首、手首、足首を保温する

4) 冷たい飲食物を取らず、温かい物を温かいうちにいただく

5) 苦味、渋味、甘味の飲食物は体を冷やす効果があるので注意していただく

6) 保温効果の高い素材の服を着る

7) コーディネイトやインテリア、小物に暖色のアイテムを取り入れる

特に『冷え性』の場合は皮膚感覚に生じる健康問題ですから、冷えを感じている部分と、耳と足の太白ゴマオイルのマッサージはとても効果があります。
一見面倒にも思えますが、毎日行っていると冷えが気にならなくなるので朝の行動が楽になります。また、靴を脱いだ時に気になるかかとのガサガサも、潤ってつるつるになるのでおすすめです。
今回は、日常的に取り入れやすいアーユルヴェーダの冷え症対策を挙げてみました。できるところからぜひ、実践してみてください。

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