ドーシャとは、アーユルヴェーダの概念のひとつで、3つの生命エネルギー「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」を総称したもの。このドーシャバランスは一人ひとり異なると言われており、心身の不調を感じた時は、ドーシャのバランスが乱れていると考えられます。この記事では、カパドーシャの方に合ったスキンケア術をアーユルヴェーダの観点からご紹介します。

カパ体質のお肌はこんなタイプ

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色白でしっとりと潤い、きめ細かできれいなお肌の方が多いカパ体質。これは、水と地のエネルギーを持つカパドーシャの『安定性』や、『油性』によるなめらかさの働きによる素晴らしい特徴です。
こういった性質を持つカパ体質の方は、お肌だけではなく体力や精神も安定しているといわれるため、多少のストレスがあったとしてもお肌のトラブルが起きることが少ないようです。例えば、旅行などの環境の変化があったとしても周りのお友達と比べた時にお肌の調子が悪くなるということは少ないのではないでしょうか?
ただし、油断は禁物です。アーユルヴェーダではヴァータ、ピッタ、カパの3つのドーシャは人間の体の機能以外にも天候、季節、環境、年齢、食時、時間など全てに作用していると考えられています。
年齢の面からドーシャを見ていくと、受精から30代はカパが優勢の時代、30代から60代はピッタが優勢の時代、60代以降はヴァータが優勢の時代とされます。このように、30代以降はカパドーシャのバランスが変わってきますので、カパ体質の美しい肌を保つためにお肌に合ったスキンケアは大切です。

カパ体質は角質&毛穴ケアが大切

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特にカパ体質の方にしていただきたいお顔のお手入れは角質と毛穴のケアです。緩慢性(ゆったりする)を持つカパ体質のお肌は、新陳代謝が低下しがちです。このため、お肌に余分な角質が溜まることがあります。結果として、肌色が濁る、くすむ、顔色がさえない、透明感がない、化粧ののりが悪い等のお悩みを持つ方がいるのです。
こういった場合は、保湿効果の高いオイルやクリームタイプのクレンジングを使い、毛穴の奥からしっかりと汚れを浮き上がらせてふき取りを行います。その後酵素入りの洗顔料などを使って角質や毛穴に溜まった余分なたんぱく質の汚れを落とすと効果的。仕上げにしっかりすすいでお肌の汚れや疲れをしっかり洗い流しましょう。
また、猛暑を経て肌の疲れがピークになる秋は先ほど挙げたようなトラブルが出やすいため、集中的ケアをするアイテムを使うのも良いでしょう。
デパートのスキンケアコーナーでビューティーアドバイザーのアドバイスを受けながら、お肌にぴったりのスキンケアアイテムを選んでみることも、安定性を求め、ルーティンケアで済ませがちのカパ体質の方にはちょうどいい刺激になるのではないでしょうか?

カパ体質におすすめのボディケア

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アーユルヴェーダのスキンケアでカパ体質に特におすすめするのが『ガルシャナ』。日本の“乾布摩擦”にも似たケア方法のガルシャナは、専用の絹の手袋で体をさすり上げるようにケアすることにより、角質のケアだけではなく、むくみや冷えなどカパ体質がお悩みのトラブルに効果的です。
特にカパドーシャが増えやすい、冬から春に使うことにより体に軽さが増すといわれています。

カパ体質におすすめのスキンケアに効く食べ物

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カパ体質に筆者がおすすめしたいのが、Pukkaのリバイタライズ(カパ)有機ハーブティー。カパドーシャの安定性は増えすぎると新陳代謝の低下や、だるさ等を招きます。
季節は徐々に涼しい気候から寒さが増していきます。するとカパドーシャが増え、朝なかなか起きられなくなったり、出かけることがおっくうになったりすることも。
そんな時、このシナモンやカルダモン、生姜、クローブなどホットでスパイシーなハーブ入りのお茶は、カパのバランスを整えてくれるぴったりのドリンクです。ハーブティーを飲むと体が温まり、元気になれますよ。
さらに、このハーブティーにはカパドーシャが乱れると現れる喉の不調や風邪気味の時もバランスを整える甘草が入っている点でも、これからの季節におすすめです。

情報提供元:Tonoel
記事名:「【アーユルヴェーダのドーシャ別】体質に合ったスキンケア法 カパ編