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2匹とひとり。辛いときにいつも寄り添ってくれたのは愛犬「うに」と「はろ」だった。


 これまでの記事はこちらです

癒し。

もう早朝じゃなくても朝んぽOKだけれどやっぱり朝は気持ちが良くて日の出と同時に家を出ています。

うにはろを飼っていて、時折ものすごく大変さを感じます。
それ以上に癒し、励まし貰えています。
この2年心臓発作で倒れ、それを引き金として一年前から一人暮らしになって、お世話が今この身体ひとつで持ってしていくことに不安を覚えました。
この子たちを手放すべきか。否か。

かわいがるとお世話。

ここに前回も書かせていただいた愛犬を可愛がることととお世話をするのは全く違います。
個人的なことを恥ずかしながら書かせていただきます。恥晒しです。
そう飼い始めは二人でした。
とてもとても可愛がってくれました。
が、お世話ができない。きちんと責任が持てない。

まずうにの体に触れない。撫でられます。
そう、ブラッシングできない。噛まれる。
要求された頭のなでなではできます。
もう完全にナメられています。今思えば。
散歩もトイレが済めば帰ってくる。躾や遊びを取り入れて散歩できない。
そして足を洗おうとすると吠える噛もうとする。
これって柴のいや、うにの気難しさ。

母のベッドでしか寝ませんでした。
これは私が優れている、とかではないのです。
必死に向き合ってきました。
出ていく最後にうにが飛びついて相手の太ももを噛みました。
笑っちゃったけど、今思い出すと涙しか出てきません。
思い上がりかもしれないけれど。
それ以降、うには決して私には噛もうとしなくなりました。吠えなくなりました。

恥と悔やみ…でちょっとディープ。

前回の歯がなくなったと書いたのも躾と称して
ふざけてリードを噛むうにのリードをガンッと引っ張ったら歯が飛んでったと。
優しい人ではあったので悔やんではいましたが、両側とも私がいない時に限って起こりました。
これが何を意味するか。
獣医さんもトレーナーさんも相当の力がないとまず抜けることはないと。
任せられないってこういうこと。

恨みより何より悲しかったです。
毎日磨いてた自慢の歯。
今でも抜けた歯を見るといたたまれないです。
ごめんね。としか。

愛犬に感謝の日々

2匹とひとり。

でもねその抜けた痕を見ても、今は胸を張って大丈夫と言えます!
もう二度とないよ、と。
楽しい毎日!うにとはろがいるから!
だからうにとはろも楽しいと願います。

怒っている時、いたたまれない時、泣いている時、必ず朝まで一緒に寄り添ってくれます。
不思議。
わかっているはずないのに伝わっている。
だから今、私が必死で生きているのは感謝でしかないんです。
その感謝の印、多少嫌がろうが例え噛まれようが最期の時までしっかり面倒見ます。
そのためにはうまく自分の病気ともやっていかねばならないね。

転がってミミズがついても他の犬の糞、鳥の糞がつこうとも連れて帰るよ我が家へね。
これが大きな愛?
臭いんだよ〜
そんな我が家も今奪い取られそうになってるの〜笑。

でも笑っていこ。楽しいよ本当に。

うにはろの飼い主として。

自己満足かもしれません。
今も情けないことばかり毎日あります。
餌をやれずに倒れたことも何度も。

でも怒ってないからねと、たくさんの愛情も注がせてくれます。
世界の方々からインスタグラムを見てその笑顔で一日が始まるよ、なんて嬉しいコメントもメッセージもたくさんいただけて。
こんな幸せなことってありますか。

先日ちらっと出させていただいたTV番組で笑顔が多い家庭の犬は笑顔が増えるのも事実です、と獣医さんが仰っていて。
笑っているように見えるだけかもしれないけれど。
決して笑顔が多い環境になかったけれど、笑っていてくれてありがとう。
前は大暴れして噛まれそうになって被せたこともなかった被り物。今は進んで被ってくれるよ。笑。

ありがとう。

犬猫を飼っている人、もちろん子供も同じ。
あぁありがとうって折々に思うし、ひどいことも言ったり怒ったりするけれど。
あぁ生まれてきてくれありがたいな、一緒にいてくれてありがたいな、って。
それが常に思えるようになればいろんなことが変わっていくんでしょうねこの世の中。
偉そうに語ってしまいましたが…今はそんな悲しみも少しあり、
うにはろへの特別な思いをここに残しておこうかな。と。

誰が悪いとかは決してないの。
でもありがとう、付き合ってくれているみんな。
これからもよろしくね。

うにとはろのインスタグラムはコチラ 
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