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【P】PATRICK



File no. 095


《PATRICK / パトリック》


1990年代に起きた空前のスニーカーブームを礎に、現在の日本のスニーカーカルチャーは、世界を牽引しているといっても過言ではない。


世界中の有力スニーカーブランドが集まり、毎シーズン色とりどりの新旧スニーカーをリリースし続けているのは周知の通り。


当然のように毎シーズン新しいトレンドが誕生し、とても賑やかだ。


追いかける側の我々ファンは、楽しいながらもなかなか大変。


 


そんな移り変わりの激しい日本のスニーカーシーンにおいて、1978年の初上陸以来、時流に流されることなく着実にファンを満足させ、前進し続けているスニーカーブランドがある。


それこそが、フランス発の《パトリック》だ。今回は、意外と知られていない同ブランドの長い歴史を辿ってみる。《パトリック》が生まれたのは1892年。


西フランスのブゾージュ村で靴職人であるパトリック・ベネトーが、息子たちと靴作りを始めたのをきっかけにその長い歴史をスタートさせた。


彼の “一足一足に情熱を込める”という靴作りにおける哲学は息子たち、そして孫たちへと代々受け継がれることに。


その結果、一族を中心に真摯なモノづくりを続け、シューズメーカーとして着実に成長を遂げた。


その後は、サッカースパイクを中心としたスポーツシューズの開発で高い評価を獲得。


 


1972年にはシューズの後方に鋭く刻まれた「二本ライン」が誕生。


これは現在、ブランドを象徴するデザインとなっている、この二本ラインは、当時の人々に《パトリック》というブランドイメージを強烈にアピールした。


スポーツシューズで高い評価を獲得した同ブランドが次に着手したのは、他にないカラフルなスポーツシューズ。


この色鮮やかなシューズはファッションに敏感なパリの人々から注目を集め、ブランドの存在を広く知らしめることとなる。


そして前述の通り、1978年には日本に初上陸。当時、機能性だけが注目されていたスニーカーの中で、《パトリック》の持つ鮮烈なカラーリングや洗練されたフォルムは、流行に左右されない感度の高い人々から密かに注目を集めた。


 


1980年代前半には、サッカーフランス代表選手のミッシェル・プラティニのトレーニング用シューズ「リバプール」を開発。


この「リバプール」のソールを使用した定番モデルこそが「ブロンクス」だ。スポーツシューズのDNAを受け継ぎ、フランスらしいエッセンスが香る、流行に左右されない唯一無二のシューズ。それが《パトリック》のスニーカーなのだ。


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