もはやキャンプギアを選ぶ際に欠かせない存在となっている、ガレージブランドの斬新なアイテム。
キャンパー自身がスタートさせたブランドが多く、それだけにデザインだけでなく使い勝手もバツグン。「キャンプ中、こんなのあったら便利」に応えてくれるニッチなアイテムが多いのも特徴。
絶賛発売中の「GO OUT CAMP STYLE BOOK 13」で取材したキャンパーの中でも、ガレージブランド発のギアを愛用中のサイトが多数。そこで、今回は取材中に特に気になったガレージブランドのアイテムを7つピックアップしました。
01. 家具デザイナーが作る、本気のテーブル。
写真 中央上段に置かれたウォルナット素材のテーブルは「T-01(¥52920)」というモデル で、大阪にあるデザイン会社発のガレージブランド「DOOGOO(ドゥーグー)」のアイテム。
ドゥーグーはプロダクト・家具デザイナーが作り出した、スタリッシュなデザインが特徴ですが、こちらのテーブルはデザインだけでなく、コンパクトに持ち運びできる点も非常に便利。
同ブランドから出ているテーブルはすべて小さく持ち運べるので、積載が気になる人はチェックすべし!
02. もはや説明不要な、アイアン製焚き火ギア。
焚き火台やギアを引っ掛けたハンガーは、どちらも「sanzokumountain(サンゾクマウンテン)」のギア。今回取材した中でも一番愛用者が多かったガレージブランドです。
「マウンコル(¥35800)」という円型の焚き火台は、火を入れると幻想的な柄が浮かび上がるデザインが画期的。手入れも簡単とキャンパーから大人気。
またハンガーは「ショック(¥17000)」という名前のアイテムで、大小の長さ違いで2種類セット。用途に合わせて焚き火ギアを引っ掛けたりランタンを下げたり、使い道の幅が広い点も人気の理由。
03. キャンパー目線で作られた、優秀ラック。
中央に置かれたウッドラックは「chillingcampeeps (チリングキャンピープス)」というブランドのもの。スタンダードなデザインにミリタリー要素をプラスさせたギアが多く、どんなサイトにもマッチする優秀なアイテムばかり。
この「ccスタンダードシェルフ(¥53500)」は、ラック上段に便利なポールが付き、タオルやシェラカップなど様々なアイテムが引っ掛けられます。こうした細かく便利なディテールも、ガレージブランドならでは!
04. ギミックに惹かれる、焚き火ギア。
Aのマークが特徴的な焚き火台は「asimocrafts(アシモクラフト)」の焚き火アイテムたち。
焚き火ギアを中心に展開するブランドで、サークル状の焚き火台は「タキビノアシ(¥34800)」、上に載せた「アシサークル(¥2500)」は風防、五徳として活躍するギア。
5枚のプレートを組み合わせて焚き火台を作るなど、ギミックがユニークなのも男心をくすぐるポイント。
他にもまだまだ! 次ページへ続きます。
05. キャンパー必見の、便利すぎるキッチンスタンド。
キッチンスタンドやテーブルなど、大型のキャンプファニチャーを展開している「h&o(エイチ&オー)」。プロダクトデザイナーとして活躍する傍で、ギアも作っているのだそう。
ランタンハンガーや小物が収納できるラックのほか、熱い鍋を置く場所、タオルやシェラカップ が引っ掛けられるなど、使い勝手バツグンのデザインはさすがのひと言。
まだ取り扱いのあるショップも少なく、こちらは受注生産を行なっているよう。これからますます注目のブランドのひとつ!
06. 使い込むだけ味が出る、手作り焚き火台!
アイアン素材の焚き火台は、「Gravity-Equipment(グラエク)」という香川県発のガレージブランド。
4枚の板から組み立てる「焚き火台001(¥13850)」は、アイアンのほかとステンレスの2種類の素材で展開。
ネットでの展開となっていますが、ギアの制作現場である香川県高松市三木町の工場は、一部を解放しているとか。作家と一緒にギアを作ることができるのも、ガレージブランドだからこそ。
07. 素材からディーテールまで、こだわりに注目。
天板がユニークなスツールは、奥京都を拠点に活動する「SomAbito(ソマビト)」の「焚き火サイドスタンド(¥15120)」。京都らしい日本の伝統を組み込んだデザインで、ほかにはないアイテムを送り出しています。
焚き火台の横に置くためのツールスタンドやサイドテーブルになるもので、脚には京都産ヒノキを採用するなど、素材にもこだわりが。
キャンプサイトをグレードアップするなら、ガレージブランドも見逃せない!
ユニークなデザインだったり日本産の素材を使ったり、細部までこだわったオリジナルギアを展開するガレージブランド。SNSを中心に、ネットでの購入だけでなく、日本各地にあるアウトドアのセレクトショップでの取り扱いも増えてきています。
機能性だけでなく、ユニークな見た目はサイトに置くだけでインパクト大! 今後もますます活発になるであろうガレージブランドの動きから目が離せません!
Photo/Taizo Shukuri
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