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筋肉痛になるのは階段を上るときより下りるとき




階段の上りと下りで筋肉痛になるのはどちらかと聞かれて、多くの人が上りと答えるでしょう。たしかに、階段を上り続けるほうが運動の大変さとしては辛いのですが、筋肉痛は階段を降りるときのほうが強くなります。これは筋肉痛が、筋肉が力を発揮しながら伸ばす動作のときにおこるからです。


筋肉痛になるのは階段を上るときより下りるとき


筋肉痛は階段を下りるほうが強い


筋肉痛がどのような動作のときにおこるかを調べた実験があります。それがビルの階段を上り続ける運動とビルの階段を降り続ける運動を比べるというもの。それぞれ戻るときにはエスカレーターを使用します。


その結果、翌日の筋肉痛が強くなるのは階段を下り続ける運動でした。これは階段を下りる動作では、太ももなど階段を上るときに使う筋肉が、伸びながら力を発揮するからです。


階段を下りるときは、下ろした足はひざが伸びた状態から徐々にひざを曲げ、また足を下ろすときにひざを伸ば酢という動作の繰り返し。ひざが伸びた状態から曲げた状になるとき、太ももの筋肉は縮んだ状態から伸びた状態に変化しています。


筋肉痛とエキセントリック収縮


このような筋肉の収縮はエキセントリック収縮と呼ばれるもの。一方、筋肉が縮みながら力を発揮する動作はコンセントリック収縮と呼ばれます。そして筋肉痛は、エキセントリック収縮によって引き起こされるのです。


こうして太ももの筋肉は伸びながらも、ビルを下りるときの衝撃を小刻みに受け止めているというわけ。このエキセントリック収縮によって、階段を下りるときに筋肉痛がおきるのです。


よく登山では登りよりも下りがきついといわれますが、これもエキセントリック収縮によって筋肉痛がおこる原理と同じ。筋肉に損傷がおきているため、休憩しても疲労が回復しにくいわけです。


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