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「マスクをつけても笑顔を届けます」オフィシャルチアダンスチーム『タイガースガールズ』の "隠れた努力" に感動!


※画像はイメージです


前日の月曜日は原則として試合がないため、実況報告以外のエピソード記事が紙面を埋めがちな火曜日朝発売の阪神タイガースの御用新聞『デイリースポーツ』を、いつもの喫茶店で読んでいると、



 



タイガースガールズ

マスクつけても

笑顔届けます
 



 



……なるタイトルの、ちょっといい話系の記事が2面に掲載されていた。



 



念のため。「タイガースガールズ」とは、阪神タイガースのオフィシャルチアダンスチームのことで、現在は総数18名。球場を盛り上げるダンスパフォーマンスのほか、試合中に球審へボールを運ぶ「ボールガール」やリリーフカーの運転などの運営にも携わり、グラウンド外ではタイガースアカデミーのダンススクールで講師を務めてもいるという。そして、新型コロナショックの影響によって “新しいスポーツ観戦”のスタイルが模索、提唱されるなか、少しでも球場を盛り上げようと、タイガースガールズも選手・球団スタッフ・観客と一体となって奮闘している……のだそう。



 



たとえば、

 




「メンバー同士でもマスクをつけての笑顔の練習。目だけで笑っているように見せる研究だったり、目の周りの筋肉を鍛えるために表情筋のトレーニングをみんなでやっています」




 



……とのこと。プロ野球の開幕が3月から6月へと大幅に遅れ、彼女らも選手たち同様、苦しい日々を強いられる……。もちろん、集合練習もできず、「今年開幕するのかな」という不安も正直あったらしい。それでも「今、できること」を考え、ビデオ通話を活用しながら筋トレやダンスレッスンを怠らず、モチベーションを上げてきた。オンラインだと、メンバーがおたがいに表情を確認しあえるというメリットも。こうした取り組みが “マスク越しの笑顔”へとつながっているのだ。



 



ちなみに、拙著『「モテ」と「非モテ」の脳科学〜おじさんの恋はなぜ報われないのか〜』(菅原道仁共著/ワニブックスPLUS新書)で、



 



「日本人は目で、欧米人は口元で表情を読む傾向が強い」



 



……みたいなことを書いた(記憶があるw)。欧米人のサングラスはナチュラルにフィットしていて違和感がないけど、日本人のサングラスはどこか “輩(やから)”だとか犯罪の匂いがただよってしまいがち……。逆に、欧米人がコロナウイルス蔓延の状況にもかかわらず、あそこまでマスクの着用を拒否するのも、おそらくそういうことなのだろう。つまり、本質的に日本人はマスク着用のまま喜怒哀楽を表現することに長けている人種であり、タイガースガールズの “地道な努力”は結果として、その長所をより伸ばすポジティブな試みへとベクトルを向けているわけだ。



 



あと、ジェット風船が飛ばせない、甲子園の “新しいラッキーセブン(=7回裏の攻撃)”では、タイガースガールズが率先して一塁スタンド前でジェット風船タオルを上下に振ることで、虎ファンを大いに盛り上げてくださってもいる。隠れチア好きなゴメスとしては、ただただ素直に応援したい。コロナの逆風に負けず頑張ってください、と。


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