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新型コロナショックのさなか、「ワイドショーを観ない」という選択はアリなのか?




 



「くらいとお金の経済メディア」を謳うニュースサイト『LIMO(リモ)』が『コロナストレスを避けるために…「ワイドショー離れ」をすべき3つの理由』なるタイトルの記事で、「今こんな時代だからこそ、ワイドショーばっか観るのはやめましょう!」とキッパリ断言なされていた。大きくは



 




COVID-19のことを忘れようとしても、テレビではCOVID-19についてのネガティブな報道ばかりで疲れてしまう。なんてこともあるのではないでしょうか? 

COVID-19のことで疲れたのなら、COVID-19の情報に触れなければいいのです。

筆者も緊急事態宣言が出たころから、テレビのワイドショーやニュースはほとんど見なくなりました。






 ……といった主旨である。そして、その「3つの理由」とは以下のとおり。



 



1.専門家でもわからないことだらけなので、見る意味がない(=不確定な情報で不安になる必要はない)

 

2.結局、我々にできることは感染予防しかない

 

3.ワイドショー出演者の感情に影響されて、自身の意見がブレてしまう



 



たしかに、私も新型コロナショックが世間を騒がせ始めたころは、朝昼のワイドショーや夜のニュース番組に釘付けとなっていた。でも、ゴールデンウィークに突入したあたりからだろうか、ほとんど観るのをやめてしまった。一言でズバリ言ってしまえば「気分が暗くなってしまう」から。



 



一進一退の感染者数をトークの皮切りとし、毎日似たような論調の情報にホンのちょっぴり味を変えたソースをまぶして垂れ流す……の繰り返し。しかも、その大半が個人的見解・推測の域を越えないレベルの話ばっか……なにが正しくてなにが間違っているのかもよくわからなくなってきて……。結局、我々ができることは感染予防しかない──お笑いコンビ『ずん』の飯尾サンの言葉を借りるなら「唯一貢献できることは家でゴロゴロ」……というシンプルな真理が、氾濫しまくる “いらん情報”のせいでぼやけてしまうのだ。



 



「COVID-19に関する情報は、厚生労働省の特設ページや各都道府県のHPで得ればいい。また、各政治家が個人ごとに発信しているSNSからもある程度の動向は把握することができる」と、同記事の筆者は語る。そこまで極端な姿勢を貫くのはさすがに厳しいかもしれないが、動かしようのない “客観的な数字” と、日本政府や地方自治体による公式的な “記者会見”だけをチェックしていれば、ようやく見えつつあるゴールまで、どうにかやり過ごせるのではないか? 映画を観るなりサブスクするなり音楽を聴くなり読書をするなり料理をするなり半身浴をするなり塗り絵をするなり素振りをするなりして……。



 



私は「ネットニュースパトローラー」という(citrus限定の)肩書き上、インターネットのニュースサイトとは常に向き合い続けざるを得ないのだけれど、最近はどんなにネガティブな内容であっても、新型コロナウイルスとはまったく関係のないニュースを発見すれば、ちょっとだけホッとしてしまう自分がいる……。


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