■第5位:切ない愛の形を歌った『はじまりはいつも雨』(ASKA)…年間売上100万枚以上

 

第5位はCHAGE&ASKA(のちに「CHAGE and ASKA」に改名)のASKAのソロ曲、『はじまりはいつも雨』。当初はアルバム収録曲として制作されたこの曲ですが、パナソニックのCMソングに使われたところ、美しい旋律が視聴者のハートを射止め、問い合わせが殺到。あまりの反響に、予定を変更してシングルカットしたそうです。

 

ASKAはこの曲で、『日本レコード大賞』の『最優秀歌唱賞』を受賞。ASKAのソロ曲としては最大のヒット作になりました。

 

 

■第4位:『どんなときも。』(槇原敬之)…年間売上110万枚以上

 

槇原敬之の『どんなときも。』が第4位にランクインしています。それまで発表したシングルはどれもオリコン100位以下だったのにも関わらず、3作目のこの曲でミリオンセラーを達成。彼の出世作といえる1曲でしょう。

 

自己の弱さと対峙したうえで、前を向いて行く“僕”の意志が読み取れる明るい曲で、現在も広く親しまれています。彼がピアノを弾きながら歌う姿も印象的ですよね。

 

 

■第3位:『愛は勝つ』(KAN)…年間売上180万枚以上

 

第3位はKANの『愛は勝つ』です。この曲は、“やまかつ”の愛称で親しまれた『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』(フジテレビ系)のエンディングテーマに起用されたのがきっかけで大ヒット。

 

歌い出しの一言目から“心配ないからね”と、誰もが誰かに言ってほしかったような言葉をくれるこの1曲。終始ポジティブで、救われるような気持ちになります。

 

 

■第2位:『SAY YES』(CHAGE&ASKA)…年間売上250万枚以上

 

第2位はテレビドラマ『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系)の主題歌だった、CHAGE&ASKAの『SAY YES』。この曲の魅力はなんといっても、歌唱力の高い2人が生み出す圧巻のハーモニー。CDの売上枚数としても、驚異的な数字を叩き出しました。

 

この曲はASKAが作詞・作曲を担当しているので、1991年のヒット曲ベスト5には、彼の手がけた楽曲が2曲入っていることになります。まさにASKAは、時代を代表する作曲家といえるのかもしれません。

 

 

■第1位:『ラブ・ストーリーは突然に』(小田和正)…年間売上250万枚以上

 

1991年の栄えある第1位は、小田和正の『ラブ・ストーリーは突然に』でした! 最高視聴率32.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録したテレビドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)の主題歌となったこの曲は、爆発的な大ヒットを記録しました。歌とドラマの相互作用が大ブームにつながったのでしょう。

 

ちなみに小田和正は、日本の音楽史に残るヒット曲を世に送り出したにも関わらず、「まぐれ当たりみたいなもん」と周囲に話していたそうです。

 

――以上、1991年のヒット曲ベスト5を見てきました。多くのロックバンドが上位に名を連ねた1990年に対し、1991年はピアノを弾きながら歌唱する、シンガーソングライターの男性たちが目立った印象です。年ごとに、音楽の流行がこれほど違うのも面白いですね。

情報提供元:citrus
記事名:「【1991年のヒット曲ベスト5】3位『愛は勝つ』、2位『SAY YES』』…1位はあのドラマ主題歌