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“脈あり”既読スルーなんて存在する? LINE返信にはある種の割り切りが必要か




恋愛に悩む女性を本気で応援する情報サイト『愛カツ』が、『じつは「既読スルー」でも脈ありなパターン4つ』なるタイトルの、「恋愛に悩む女性」はおろか、日々の女子との駆け引きに一喜一憂しては疲弊する男性までにも一筋の光明を与えてくださる素敵なコラムを配信していた。



 



私をも含む多くの男女がもっともガックリと肩を落とす忌まわしき最悪のリアクションである「LINEの既読スルー」に、なんと!「脈あり」のケースがあるとは!? さっそく、その「4つ」ってヤツを紹介してみよう。



 



1.会ったらたくさん話してくれる



(※既読スルーされたLINEの内容が、むしろ実際に会ったとき話したい内容だった…のかも、といった理屈)



 



2.相手からもLINEがくる



(※単に「返事としてのLINE」を考えるのが苦手…なのかも? むしろ「既読スルー」はしないけど、当たり障りのない返信しかこないよりは脈ありの可能性が高い…かも、といった理屈)



 



3.通話に出てくれる率が高い



(※相手は単に「文字を打つ」という作業が面倒くさいだけで、アナタ自体を面倒くさい存在とは思ってはいない…かも、といった理屈)



 



4.返信にスタンプは使わない



(※スタンプだけの返信が多い場合、手軽にあしらわれているだけの可能性が高い…かも、といった理屈)



 



さて。いかがだろう? 正直なところ、希望的観測の要素をたぶんに含む「楽観性に溢れすぎた着眼」って気もしなくはないが、これくらいポジティブなマインドをもってLINEと向き合ったほうが人生のストレスも、ずいぶん軽減されるのでは……って気もする。



 



ただ、そうザラにはないんじゃないのか? 同コラム内で提言されているような「稀に見る幸運なパターン」なんてえのは……。



 



だって、「既読スルー」ばっかの相手とは、そもそも「会う」こと自体なかなかできないし、もちろん「相手からLINEがくる」ことも滅多にない……がゆえ、「会う約束」を取りつけるのすら困難だ。ましてや、その相手が20代や30代前半だったとすれば、仕事でもないのに電話での通話を好む比率は確実に激減するし、たいがいはスタンプを「時代遅れ」と見なしている、使わない。



 



やはり、「(男女問わず)意中の彼女や彼からのLINEの返信に、あまり敏感な反応を示さないほうがいい」、「他人に期待しすぎないほうがいい」と、達観を目指すのが遠回りでこそあれ、“マジ”なのではなかろうか。



拙著『「モテ」と「非モテ」の脳科学〜おじさんの恋はなぜ報われないのか〜』でも書いたが、LINEとは、とどのつまりが「ビジュアル化された言葉のキャッチボール」であり、当然のこと相手がいなければ成立しない。そして、キャッチボールの相手には、球の速いヒトもいるし、山なりの球しか投げられないヒトもいるし、投げた球をすぐ後ろにそらすヒトもいるし、投げるごとに球をコネコネ持ち替えなかなか投げてこないヒトもいる。胸元にズバッとくるストライクを投げてくれるヒトは、むしろ“貴重な存在”なのである。



 



せっかくオレが、アタシが精一杯の想いを込め、考えに考え抜いた渾身のLINEを送ったのに「既読スルー」かいっ! そんな風に毒づきたくなる気持ちは十分に理解できる。しかし、いくら相手が自分にそれなりの好意を抱いていようとも、渾身のLOVE LINEに対し、同じ体裁と熱量のLINEを返してくれるとはかぎらない──それは相手の性格と生活環境から培われてきた、条件反射に近い“癖”のようなものゆえ、それを今さら「変えてくれ!」とせがむ、期待するのは、傲慢以外の何物のでもないのだ……と、心底から割り切ってしまえば、少しは気持ちもラクになる……に違いない。ホントは、とっとと諦めて「次に行く」のが一番なんですけどね(笑)?


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