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アロンソまさかの予選敗退…インディ500はF1よりも難しい?




2019年のインディ500(インディアナポリス500マイルレース)は5月26日に決勝レースが行われる。F1モナコGPに優勝し、2018年にはル・マン24時間レースで勝利を収めたフェルナンド・アロンソは、世界三大レースをすべて手中に収める「トリプルクラウン」の最後のひとつを手にしようと、2度目のインディ500に挑戦した。インディ500の初開催は1911年で、今年で103回目の開催を迎える。





アロンソは決勝レースを待たずして、敗退が決まった。予選不通過に終わったのだ。インディ500のルールは他のレースと違って特殊で、5月のほぼ1ヵ月を使ってイベントを行う。練習走行に4日間を費やし、予選は2日間を費やして行う。





決勝に進出できるのは33台だが、1日目の予選で上位30台がとりえあえず、決勝に駒を進める権利を得る。1周2.5マイル(約4km)のオーバルコースを4周アタックした際の平均車速でグリッド位置を決める。予選1日目でアロンソが記録した平均車速は227.224mph(約365.682km/h)だった。30番手の平均車速は227.244mph(約365.714km/h)で、アロンソはわずかに及ばず31番手に終わった。





平均車速の差はわずか0.02mph(0.032km/h)である。「運の悪いことに午前中のアタックでリヤタイヤをパンクさせてしまったので、路面コンディションが良くなる午後まで再アタックのチャンスを待つことにした。だが、うまくいかなかった。明日もう1回トライしなければならない」と、アロンソはコメントした。



 





インディ500の予選初日は再アタックが認められているのも特徴である。その場合は、最初のアタックで記録したタイムを放棄しなければならない。アロンソは再アタックを選択したのだが、30番手以内のタイムを出すことができなかった。実はアロンソは、練習走行でクラッシュを演じ、マシンを大破。バックアップのシャシーに切り替えて予選に臨んでいた。「結局のところ、ペースが足りていなかった」と結論づけた。





翌日の予選2日目は、残りの3つの枠を求めて6台のマシンがタイムアタックを行った。許されるアタックは1回。アロンソは平均車速227.353mph(約365.889km/h)で周回した。ところが、最終アタッカーのマシンが227.372mph(約365.920km/h)で周回し、33番目の枠を獲得。アロンソを枠外に弾き飛ばした。





「長い予選だった」とアロンソ。「いずれも小さな差で、昨日は30番手ではなく31番手、今日は33番手ではなく34番手だった。速さが足りず、がっかりしている。レースするためにやってきたわけだからね。残念だけど、レースはテレビで楽しむことにするよ」



 





実はインディ500の予選は、決勝に進出するドライバーではなく車両を決めるプログラムなのだ。何が言いたいのかというと、決勝に進出したチームと交渉して権利を譲ってもらえば、予選に出場したドライバーの代わりに、自分が決勝レースを走ることができる。だが、アロンソと所属チームは奥の手を使うことはせず、素直に諦めた。





僅差で決勝進出を逃したアロンソだが、トップとの差は歴然としていた。ポールポジションを獲得したのはフランス人ドライバーのサイモン・パジェノーで、4周の平均車速は229.992mph(370.136km/h)だった。アロンソとの差は2.639mph(4.247 km/h)である。アロンソから見れば、常に歩くくらいのスピードで離される差だ。



 





インディカー・シリーズに出場するチームのマシンには、ホンダとシボレーが2.2L・V6ツインターボエンジンを供給している。今年のインディ500の上位4台はシボレー・エンジン勢が占めた。予選に限っていえば、シボレー勢が優勢だったことになる。そして、予選落ちしたアロンソのマシンもシボレー・エンジンを搭載していた。





アロンソと予選上位陣で何が違うかといえば、チームの経験である。アロンソは2年前の2017年にアンドレッティ・オートスポーツ(チーム名は「マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ」)から出場した。予選5番手からスタートしたアロンソはエンジントラブルでレースを終えたが、トップに立ち集団をリードする場面もあった。翌年、同チームから出場した佐藤琢磨がインディ500を制したことからも、チームの優秀さがわかるだろう。





空力開発に携わったホンダのエンジニアは、「車高の使い方とか空力の使い方、タイヤ内圧の管理の仕方など、インディ特有のノウハウを持っている。だから、アンドレッティはものすごく速い。空力に関しては一番良く分かっていると思います」と評価した。



 





一転、2019年のアロンソは2年前と同じマクラーレンの名を冠するチームから出走した。だが、今回パートナーを組んだのは実績に乏しいチームだった。2年前とは違い、出発点からして、ちょっとばかり雲行きが怪しかったのだ。果たして、アロンソの3度目のインディ500挑戦はあるだろうか。





ちなみに、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング/ホンダ)は予選14番手(優勝した2017年は4番手)から、10回目のインディ500に臨む。

 





 


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