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野球ファンを唸らせる! 「ガチ始球式」が急増中のワケ




いきなりですけど、親愛なるcitrus読者の皆さまは「ガチ始球式」ってヤツをご存じだろうか?



 



野球にまったく興味がない御仁にはあまりピンと来ないワードなのかもしれないが、簡単に説明してしまえば、俳優やアイドルや芸人、ゆるキャラ……などによる、どちらかと言えば“ウケ狙い”のセレモニー要素が強かった昨今のプロ野球の始球式に反し、



 



かつてはかなり野球でならしたタレントたちが130キロ台のボールをガンガン投げてくる「真剣勝負的な始球式」



 



……のことである。6月6日には、EXILE兼GENERATIONSの関口メンディが東京ドームで開催されたプロ野球交流戦の始球式に登板。球速133キロを計測し、話題となった。また、6月27日には、ゴールデンボンバーの樽美酒研二が、それを上回る135キロを叩き出し、「今年で38歳ですが、改めてプロの道を目指していこうかなと思います」と高らかに宣言した。ちなみに、あの「百獣の王」武井壮は134キロを投げるだけの実力を持ちながら、「140キロを超えるまではプロのマウンドには立つ権利はない」と始球式のオファーをすべて断っているとの噂もある。



 



ORICON NEWSは、「ガチ始球式」が急増するきっかけとなったのは、やはり



 




「神スイング」で知られ、これまでの女性タレントとは一線を画す本格的な投球フォームで103キロの数字をあげたグラドル・稲村亜美の登場が大きいのではないか?




 



……と分析する。



 



ミュージシャンにアイドルに……普段は野球に縁の無さそうな職業に就く男女が「まさかの剛速球!?」といったギャップが、球場まで足を運んだ“野球通”の目には新鮮に映るのだろう。たしかに、よくわからない知事だとか代議士だとかが選挙活動の一環としてボテボテのバウンドボールを放ったり、ミニスカやホットパンツの女性タレントがヘナヘナの山なりボールを投げ、翌日のスポーツ新聞あたりが確信犯的に「ノーパン」を喚起させる「○○○○ノーバン投球」なんて見出しを打ったり……みたいな茶番を半ば強制的に披露されるよりは、何十倍も何百倍も見応えがある。



 



結論を先に申しておくと、こういった「ガチ始球式」流行の兆し──私は大歓迎である。そして、この個人的な要望は、おそらく大半の野球ファンの要望をも代弁している……と、私は確信している。



 



ところで、私は前出の(メイクをしていないすっぴんの)樽美酒クンと、何度か同じ草野球チームでプレイしたことがあって、そのとき彼はショートを守り、私はファーストを守っていたのだけれど、とにかく送球が半端なく速いんですわ! あまりに速すぎて捕球できないから正直なところ、試合中は「どうかショートにはボールが飛ばないように…」とすら秘かに祈っていた(笑)。



 



ここで名前を明かすのはやめておくが、このように「かつては野球でならした著名人」は、まだまだ草野球界にもゴロゴロと転がっている。プロ野球が“興業”である以上、そんな“埋もれた逸材”にも少なからずは(始球式用の)スカウトの目を向け、登板のネゴシエーションを水面下で図るべきなのではなかろうか?


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