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飲食店の「月額サービス」、ラーメンやコーヒーでモトを取るのはなかなか厳しい!?




デイリー新潮によると、昨今、外食産業で「サブスクリプションサービス」が注目を集めている……のだそう。「subscription」とは直訳すれば「定期購読」のことで、これが少々意訳されたかたちの「月額サービス」を提供する飲食店が増えつつあるというのだ。



 



一体どーいうサービスなのか、まだ馴染みのない一部citrus読者様のため、簡単かつ極論的に解説すれば、



 




「一日一杯」などの条件が課される場合もあるが、一定の料金を支払えば、(指定商品の)食べ放題や飲み放題が1ヵ月単位で続くサービス




 



……みたいな感じだろうか。



 



とりあえず、いくつかの実例をご覧いただこう。



 




  • 野郎ラーメン(東京や神奈川など):専用アプリをスマホにダウンロードすると、「豚骨野郎(780円)」など3種類のラーメンのうち一日1杯まで月額8600円で提供。18歳から38歳までの年齢制限あり。

  • HANDEL’S CAFÉ(池袋・横浜・京都・大阪):月額5800円でコーヒー・カフェラテ・紅茶など14種類のドリンクが飲み放題。プレ会員登録などが必要。

  • 吉野家・はなまるうどん(全国):2018年4月1日〜5月7日まで使用可能の「定期券」を300円で(テスト)販売した。吉野家では、牛丼や定食などが80円引き、はなまるうどんは、うどん1杯ごとに天ぷら一品無料。



 



まず、野郎ラーメン。野菜と肉が盛り盛りの、いわゆる「二郎系」ってヤツだが、モトを取るには月に12杯以上食べなきゃならない計算となる。ラーメン二郎ほどのえげつない盛りでも脂っこさでもないとはいえ、若い貧乏学生とかにとっては一杯でたっぷり野菜もカロリーも摂取できる強い味方とはいえ……やはりなかなかに厳しい“ノルマ”なのでは? 少なくとも、糖尿家系でメタボよりはむしろ塩分が気になるがゆえ「ラーメンは2週間に一度」という規則をみずからに課している私には必要なし。仮にサービスを受けたくてもナゾの年齢制限に引っ掛かっているし……。



 



お次は、吉野家&はなまるうどん。10円単位の割引や天ぷら一品無料だけではヒキも弱く、正直食指も動かないけど、万一吉野家が「月額○千円で食べ放題」なんてサービスを打ち出したなら、私だと下手すりゃモトを取ってしまう危険性(?)も充分にあり得る。しかも、そういう潜在層はけっこう多いような気もする。ソウルフードに近い吉野家(や、はなまるうどん)がここまで踏み切れないのは、そこらへんの損得勘定を考えてのうえ……なのかもしれない。



 



で、最後はHANDEL’S CAFÉ。私はまだこのカフェには行ったことがないのだが、コーヒー(スモールサイズ)一杯が300円あたりの価格帯であり、よく見かけるチェーン系カフェといったところ(か)。月に20杯くらい飲まなきゃモトは取れないわけで、冷静になって計算してみたら、そうお得感もないのだけれど、万一HANDEL’S CAFÉが自宅マンションの下とかにできて、喫煙ルームもあったとすれば、やはり下手すりゃモトが取れてしまう可能性も充分にあり得る。なぜなら、私には自宅マンション下にあるドトールをほぼ毎日、一日2回は利用している実績があるからだ。



 



……ってなわけで、私が今度ぜひともこの月額サービスを採用していただきたいと心待ちにしているのは、もはや「書斎代わり」と呼んでも過言ではない「喫茶店ルノアール」。ルノアールだったら月に3万円までは払っても確実にモトは取れます! でも……この手の商売っ気、販促アイデアには根っから無関心な様子ですからねぇ(笑)?


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