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ギャル曽根「芸能界に残れているのも母のおかげ」 一家の借金で焼肉店に行けなかった過去を語る


タレントのギャル曽根が14日放送の『いきざま大図鑑』に出演。ギャル曽根の母・冨美子さんの定年退職を祝した“感謝の食べまくり旅行”の様子が紹介され、一家の知られざる過去が明かされた。

旅行の終盤、母・冨美子さんの大好物だという焼肉を食べながら、「焼肉屋さんなんて(家族で行ったこと)ない。小さい時も本当に行ったことなくて」とギャル曽根が打ち明けると、「行くわけないじゃない」と笑いながら答えた冨美子さん。

実は、ギャル曽根が小学4年生の頃、父親が蒸発し、莫大(ばくだい)な借金が残され、女手一つで3人の子育てをしてきたことが明かされると、冨美子さんは「あの頃はその日を無事に過ごせたことを感謝しながらやってました。名前も本来なら旧姓に戻りたかったんですけど、(子どもたちが)小学校の高学年で思春期の頃だった。だからもうそのままの名前にしておいてやろうと思って」と、子どもたちを思い、“離婚”に気づかないようにしていたことを告白。

それを受けて、ギャル曽根は「大変な時期に何も感じさせず、何不自由なく、食べたいものを食べて育ててもらったのは本当に感謝してる。苦労かけたな…」と気持ちを伝えると、冨美子さんは「苦労はかかってないです。子どもとの生活の方が楽しかった」と、子育てに奮闘しながらも充実した日々だったと振り返った。

するとギャル曽根は「やっぱり母に感謝するようになったのは、自分が子育てし始めてから。“こんなに子育てって大変なんだ”って。(うちは)夫婦でやってるんですよ、子育てを。だから私は1人で(自分の子ども)2人を育てるのは無理だなって。お母さんすごいなっていうのがあります」と打ち明け、さらに「しつけとかもしっかりして、育ててくれてた」と、“取り箸をしっかり使いなさい”や、“必ず左手でお茶碗(ちゃわん)を持ちなさい”としっかり教えられたことを回顧し、キレイに美味しそうに食べるギャル曽根の所作は、冨美子さんのしつけの賜物だったことが明かされた。

最後にギャル曽根は「今、ここまでしっかり(芸能界に)残れているのも、母のおかげもあったかなと思う。育ててもらったのもそうだし、タレントとしてこうやって、やっていけてる。本当に感謝しかないですね。母には」と本音を語り、トークを締めくくった。

写真提供:(C)日テレ

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