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乳酸菌は「腸活」だけじゃない!肌を健康的に美しくする「お肌の菌トレ」を実践しよう


さまざまな効果効能が知られている乳酸菌のはたらきの中で、これから研究がさらに進むと期待されている肌との関係。
乳酸菌を活用したスキンケアをご存じですか?

健康的で美しい肌に欠かせない美肌菌
人間の腸には腸内フローラと呼ばれるおよそ1,000種類、約100兆個もの多種多様な細菌が棲んでいると言われている。
腸内には善玉菌と悪玉菌、中間的な菌が棲んでおり、これらがバランス良く保たれていることが、肌を健康的に美しく保つために重要だ。

私たちが食品でよく目にする「乳酸菌」は、善玉菌(有用菌)の一つ。健康的で美しい肌に欠かせない、腸の「美肌菌」とも呼ばれている。

乳酸菌が発酵などで産生する保湿成分(乳酸菌発酵エキス)は、「アミノ酸」と「乳酸」を含んでおり、肌本来のうるおい成分である天然保湿因子と構成成分が似ている。そのため、乳酸菌発酵エキスは肌なじみが非常によく、保湿力が高いという特徴がある。

さらに、乳酸菌の一種から、高品質なヒアルロン酸(高分子ヒアルロン酸)を作りだせることも分かっている。生成されるヒアルロン酸は分子量が大きいため、肌表面でより多くの水分を抱え込み角層内部の水分蒸散を防ぐ。

膜のように肌を保護して保湿効果を長時間持続することで、うるおいを保っているのだ。

肌フローラとしての常在菌は、皮脂を分解して健康な肌へ導く
私たちの肌表面には、指紋のように一人ひとり異なる種類や量の常在菌が検出され、これらの集合体を肌フローラと呼ぶ。
これらの常在菌が肌にうるおいを生みだしたり、肌のバリア機能を高めたりという働きをしている。

銀座ケイスキンクリニック院長の慶田朋子先生は、「美肌菌と悪玉菌は、互いにけん制しあい、バランスをとりながら増殖共存していくので、悪玉菌を増殖させずに美肌菌がきちんと育つ環境を整えることが重要です」と語る。

美肌菌と呼ばれる「表皮ブドウ球菌」や「アクネ棹菌」は、皮膚のトリグリセリドを脂肪酸とグリセリンに分解する。グリセリンは肌のうるおいを保ち、脂肪酸は肌を弱酸性に保つことで、雑菌の繁殖を防ぐ。さらに、肌のバリア機能を保つ役割をしているという。

乳酸菌発酵エキスには、ペプチド、アミノ酸、乳酸などがバランス良く含まれ、保湿作用や抗酸化作用、紫外線防御作用といった働きをしている。

特に保湿成分として、天然保湿因子(NMF)の主成分である乳酸を多く含み、アミノ酸組成がNMFに類似している点が優れている。乳酸にはマイルドなターンオーバー改善作用もあり、その他の保湿作用を高める働きも期待できるそうだ。

お肌の外から「菌トレ」しよう
間違った肌ケアは、大切な肌フローラを傷めるリスクがある。NGケアを避ける、お肌の外からの菌トレ方法を紹介しよう。

■洗顔で皮脂をきちんと落とす
皮脂が毛穴に詰まると無酸素状態になり、アクネ棹菌が繁殖しすぎて、ニキビの原因になる。また、酸化皮脂は角層の炎症を引き起こし、老化を進行させることもわかっている。泡立ちの良い洗顔料をきちんと泡立て、皮膚表面で泡をこすらないように丁寧に優しく洗おう。

■たっぷり保湿
美肌菌の増殖には、湿った環境(適度に肌が潤った状態)を作ることが重要。洗顔後のケアは、たっぷりの保湿。それが美肌菌の育成に直結する。

■肌に合う日焼け止めを、天候に関わらず毎日塗る
太陽光の中でも、特にダメージの強烈な紫外線にさらされると、皮膚は乾燥し、酸化ストレスを契機に炎症が生じ、シミ、シワ、たるみなどの肌の老化が急速に進行する。外出の有無や天気に関わらず、毎日肌に合う日焼け止めを塗ることが大事だ。

美肌は女性の永遠のテーマ。腸に良い乳酸菌が肌にも良いことに驚いた人も多いのでは。
「菌トレ」で乳酸菌をはじめとした善玉菌に良い環境を整え、よりいっそう輝く美肌を目指そう。

※出典:報道用資料
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