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時間を味方にして脂肪を落とす 時間栄養学でやせる・健康になる


「時間栄養学」の研究者・柴田重信氏の新刊
時間栄養学の知識により肥満や生活習慣病を防ごうという新刊『脂肪を落としたければ、食べる時間を変えなさい』が講談社から発売された。定価は968円(税込)となっている。

著者は早稲田大学先進理工学研究科電気・情報生命専攻薬理学研究室教授で、日本時間栄養学会会長、体内時計と健康にかかわる分野「時間栄養学」の研究を行っている柴田重信(しばたしげのぶ)氏である。同書は216ページの新書判、講談社+α新書として発売中である。

「何を食べるか」よりも「いつ食べるか」
2017年のノーベル生理学・医学賞では、体内時計のメカニズムを発見した3人の研究者が受賞し、体内時計を司る時計遺伝子が注目された。地球上のほとんどの生物が体内時計の機能を持っていると考えられるが、人類はそんな体内時計の本能を超えて、多様な生き方をしている。

その結果、人類では体内時計と生活リズムにズレが生じ、健康面にも悪影響が見られるようになった。肥満、メタボリックシンドローム、高血圧、糖尿病、心臓病、脳卒中、認知症、がん、うつ病などにも体内時計の乱れが関係しているのかもしれない。

新刊では体内時計の視点から生活を見直し、「何を食べるか」よりも「いつ食べるか」を重視する「時間栄養学」の実践法を解説。より効果的に肥満を防ぎ、生活習慣病にならない生き方が解説されている。

(画像はAmazon.co.jpより)


【参考】
※『脂肪を落としたければ、食べる時間を変えなさい』(柴田 重信):講談社+α新書 - 講談社BOOK倶楽部
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000367207

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