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中高生の恋愛事情、7割以上が「スマホを使った知らない異性との出会い」を“アリ”と回答



「スマホネイティブ」中高生にとって、スマホと恋愛は切っても切れない
携帯電話事業者等の電気通信事業者の業界団体である一般社団法人電気通信事業者協会では、このたび、「スマホネイティブの恋愛事情」をテーマに、スマートフォン(以下「スマホ」)を所有する13~18歳の中高生500名を対象とした調査を実施した。
その結果から、多くの中高生が「スマホは恋愛に必須」「スマホを使った出会いはアリ」と考えていることが分かった。

7割を超える中高生が、スマホを使う出会いを肯定
今回のテーマである「スマホ」と「恋愛」の関係について質問したところ、「恋愛をするうえで、スマホは必要不可欠なアイテムだと思う」と答えた中高生は、実に約8割(77%)という結果になった。さらに「スマホを使って異性と出会うことは“アリ”だと思いますか?」と聞いたところ、「アリ/方法によってはアリ」と答えた人の合計は72%に達した。


実際にSNSを使い知らない異性とコミュニケーションを取ったことがあるという中高生は60%に上っており、14%は「実際に会ったことがある」と回答している。

中高生の7人に1人は出会い系サイト、アプリを閲覧したことがある
中高生が興味を持つのはSNSだけにとどまらない。15%(7人に1人)は「出会い系サイトやアプリを閲覧してみたことがある」と答えている。法律により、18歳未満の出会い系サービスへの登録は固く禁じられているが、興味本位でサイトやアプリをのぞいてしまう中高生は少なくないようだ。

中高生の89%が「スマホやSNSを通じた異性との出会いには危険があると思う」と回答しているにも関わらず、興味や好奇心の方が勝ってしまう。しかしそれを他の人、特に親に話す中高生はごく少数。自分の子どもが出会い系サイトやアプリを閲覧していても、親が把握していない可能性は高い。

スマホを通じた未成年の“出会い系被害”の実態と対策ポイント
子どものSNS・スマホの利用実態に詳しい、ITジャーナリストの高橋暁子さんに、スマホを通じた未成年のトラブルや、その対策ポイントについてうかがった。

SNSを通じて事件に巻き込まれた18歳未満の子どもの数は増加している。「出会い系サイト・アプリ」の利用に際し、運営者は義務として、利用者が18歳未満ではないことを証明する個人確認をしなくてはならない。しかし海外のサーバーへと移動し運営者がわからないような闇サイトとなっているケースや、登録する未成年本人が虚偽の申告をするというケースも多い。

会員と会い性的暴行を加えられるという事件だけでなく、児童・生徒が騙されて自ら撮影した裸の画像を送付させられる「自撮り被害」も増加している。

こうした「出会い系被害」を防ぐために必要なのが、子どもに適さない有害サイトやアプリを自動的にブロックする「フィルタリングサービス」の活用だと高橋さんは語る。

「現在、携帯電話会社各社が『フィルタリングサービス』を提供していますので、これらを活用することで出会い系サイトなどへのアクセスを防ぐことができます。また使用するお子様の年齢によって、出会いにつながるSNSの利用を制限することも可能です。なお、18歳未満には『フィルタリングサービス』の設定が義務付けられていますので、必ず利用するようにしてください」

ネットで知り合った人とは会わないことを子どもと約束した上で、普段から子どもが相談しやすく話しやすい関係を作っておくことも重要だ。

フィルタリングサービスを利用することはもちろん、ネット利用の危険性や具体例もきちんと伝え、子どもがトラブルに巻き込まれない環境を整えておきたい。

【参考】
※電気通信事業者協会ホームページ
https://www.tca.or.jp/

※大手携帯電話会社 フィルタリングサービス(五十音順)
株式会社NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/service/filtering/

KDDI株式会社
https://www.au.com/mobile/service/filtering/

ソフトバンク株式会社
https://www.softbank.jp/mobile/service/filtering/
https://www.ymobile.jp/service/filtering/

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