お安くゲットした特売品。しかし、冷蔵庫の奥底に眠らせたまま、使いきれずに廃棄になってしまっては結局はムダ遣いです。日々節約を心がけているとはいえ、誰しもそんな失敗は少なからずあるかと思います。
最新の冷蔵庫は在庫管理も可能
おトクに入手した食材を持て余すことなく、しっかり消費しきるために肝心なのは、やはり在庫管理。実は、最新の冷蔵庫で最上位モデルは本体に無線LANを搭載し、インターネット経由でスマホと連携して在庫を管理できるものも登場しています。とはいえ、まだまだ最先端の冷蔵庫、決してお安くはありません。
簡単に食材の在庫管理ができるスマホアプリが!
そこで、今回は冷蔵庫や食材の在庫管理に役立つ便利なスマホアプリをご紹介したいと思います。
Media Circuitから配信されている「Pantry Photo」は、食材管理アプリ。iPhone(iOS)、Andoroid版の両方が用意されており、いずれも無料で利用できます。
食材を管理するためのスマホアプリは実は他にも存在しますが、「Pantry Photo」の一番の特長は、冷蔵庫の中身を写真でそのまま撮影して丸ごと管理してしまうこと。「冷蔵室」「野菜室」というように、ルームごとに写真を撮影して管理ができ、他のアプリのように食材を1つひとつ登録していくといった手間がありません。
ざくっと管理が長続きの秘訣
ざっくりとした管理ではあるものの、毎日冷蔵庫を開け閉めしている人であれば、アプリ上で冷蔵庫の中身の写真を見れば、現在の状況が大まかには把握できます。厳密にしっかりと管理したいという人には向かないものの、だいたいいつ頃買ったものなのか、ストックがあるかないかがわかるだけでも、無駄なお買い物を減らすことにつながると思います。
使い方が至ってシンプルなところも、途中で挫折してしまうのを防ぐポイント。スマホのカメラで写真を撮って、庫内の場所別に振り分けていくだけです。登録した写真には、日時のタイムスタンプが付与されて、時系列に並びます。画面を左右にスワイプすると、冷蔵庫の過去と現在を行ったり来たりできるので、履歴や比較するのに便利です。
賞味期限が短い食材は表示部分をアップで撮影しておくことで期限切れの予防にも。タマゴなど購入頻度が高い食材も個別に登録しておくと、買い忘れを防げます。写真と一緒にメモも残しておけるので、買い物の際に役立ちます。食品以外にもトイレットペーパーや洗剤といった日用品のストック状況なども写真に撮って登録しておけば、特売日などおトクな時に必要な数だけ買うのに役に立ち、ムダを防ぐことにつながります。このようにして食品ロスを防ぎ、環境にも家計にも優しい生活を送ってみませんか。