手取り10万円台でも年100万貯金を目指す! 節約ママの出費を減らすコツ

年間の貯金額を決める際、一つの大きな目標となるのが100万円。Instagramで節約投稿が人気のS子さんに、家族3人(夫婦ともに30代前半、娘1歳)・手取り10万円台で暮らしながら、年間100万円貯金のために実践している「出費を減らすコツ」について教えてもらいます。

出費を減らすためのコツ

格安SIMに変える

固定費を削減すれば、毎月の支出も大幅に下がります。固定費の中でも意外と高額なのがスマホ代。私は長年大手のキャリア(＝SoftBank、docomo、auの3社のこと)を使ってきましたが、契約期間の2年が終わるタイミングで「UQモバイル」に変えました。それまで使っていたiPhoneをそのまま使用できるし、電話の品質や回線速度などにも不満はありません。それまで月9,000円かかっていた私のスマホ代は2,000円になり、毎月7,000円の節約に成功しました。

食材はまとめ買いをする

スーパーにはお菓子などの誘惑がたくさん。買い物の回数が多いとついつい無駄なものを買ってしまい、気づいたらたくさんお金を使っていた……という経験はありませんか。我が家の買い物は週に1回のまとめ買いが基本。事前に買うものをリストアップして、さらにおおよその金額も計算してから行くと、予算を超えることはなくなりました。以前の食費は月3万5,000円ほどでしたが今は2万5,000円に収められるようになりました。

断捨離をする

物が多くて散らかっていると、お金の流れも悪くなると思っています。私はいらないと思った時に、フリマアプリやリサイクルショップで売るように心がけています。売上金は臨時のおこづかいにもなるし、買い物をするときによく考えてから買うようにもなりました。無駄なものを買わなくなったので、かなりの節約になっています。家が片付いていると掃除もしやすいので、良い気が循環するような気がします。

外食を減らす

休みの日に出かけたとき、「家に帰ってからご飯を作るのは面倒だな。ご飯も炊かないといけないし……」と思い、ついつい外食をしてしまった経験はありませんか。我が家は家族3人で外食をすると、1回に約2,000円～3,000円がかかります。家で食事を作る費用の何倍もかかるため、外食の回数が増えると家計はおのずと苦しくなります。

でも、外出して疲れているときに、外食の誘惑に勝つのはかなり難しいですよね。私は「面倒」というハードルを越えるために、家を出るときに炊飯器のタイマーをセットしていきます。帰ってからおかずだけササッと作ったり、その日は特別にお惣菜を買ったりすれば、外食をするよりかなり安くすみます。以前は外食費が月に1万円を超えることも多かったのですが、今は外食費の予算は2,000円で、月に1回が基本になっています。

日用品を見直す

カートリッジタイプのオムツ用ゴミ箱の使用を辞めたことにより、カートリッジ代が毎月2,000円ほど節約できるようになりました。また、ボディソープをやめて石けんにしたことにより、毎月330円の節約に。日用品は毎日使うものだからこそ、本当にそれが必要なのかを一度見直してみることで節約になります。

難しい節約をしなくても、日々の心がけを重ねていくことで100万円貯金は目指せます。「塵も積もれば山となる」ということわざを、節約でもぜひ実践してみてください。