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我が家に最適な掃除機は?--(3)紙パックとサイクロン、どちらも一長一短な理由



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家事の負担を大いに軽減してくれ、現代の暮らしに欠かせない存在の家電製品と言えば掃除機。いまや人の手をかけなくても作業を終えてくれるロボット掃除機にまで進化していますが、忘れてはならないのはメンテナンス性。


いくら勝手に掃除をしてくれるとはいっても、ゴミやホコリといった部屋から取り除いてくれた汚れをキレイにするのは、まだまだ手作業が基本です。

掃除機において、そんなメンテナンス性を左右するのが、実は"集じん方式"と呼ばれるゴミを集める仕組み。現在の掃除機には、「紙パック式」と「サイクロン式」の2つに大別されます。今回はそれぞれの長所と短所、選び方のポイントを解説します。

※本企画では掃除機について全3回で詳しく解説しています。1回目・2回目の記事もご覧ください。

我が家に最適な掃除機は?--(1)家電評論家が語るタイプ別メリット&デメリット

我が家に最適な掃除機は?--(2)スティック型、吸引力と軽さはどちらが重要か


紙パック式とサイクロン式を比較

紙パック式のメリット・デメリット

まずは「紙パック式」。吸引したゴミを袋状の紙パック内に集める方式で、排気でゴミが漏れるのを防ぐフィルターの役割も兼ねています。そのため、ゴミ捨ては紙パックごと捨てるだけで済み、フィルターの掃除が不要な点がメリットです。

反面、交換用の紙パックを用意する必要があり、掃除機を購入した後もランニングコストがかかります。ゴミが溜まり過ぎた状態で使い続けると、目詰まりを起こして吸引力低下の原因となるため、交換は定期的に行わなければなりません。


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サイクロン式のメリット・デメリット

もう1つの「サイクロン式」は、吸い取られたゴミが筒状のカップ内に集められ、空気を回転させて発生させる気流による遠心分離力で、ゴミと空気に分けられる仕組みです。ゴミと分けられた空気は、さらにフィルターを通すことで、遠心分離できなかった微細なゴミを漉し取り、空気を極力クリーンにして排気します。

紙パック式と比べたメリットは、消耗品を購入する必要がなく、経済的な点。一方で、ダストカップに集められたゴミを捨てる必要があり、手入れが必要なことや捨てる際にゴミが舞いやすい点が弱点です。また、フィルターも定期的に手入れをする必要があり、ダストカップ、フィルターのいずれも、製品によっては構造やお手入れ方法が複雑なものもあるため、購入前にチェックをしておくことをオススメします。

このように、2つの集じん方式にはそれぞれ一長一短があります。大きな違いとしてはランニングコストの有無があげられますが、手入れのしやすさや手間なども考慮して、ご自身に合ったタイプを選んでください。


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