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常備菜に注意! 冷蔵保存は長くて3日--食中毒の注意点を解説



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お弁当やおうちごはんに大活躍の常備菜。休日に常備菜をたくさん作り、平日は詰めるだけ、盛り付けるだけで家事を時短化している人も多いことでしょう。しかし、気になるのが食中毒。常備菜の注意点と安全においしくいただくコツをご紹介します。


常備菜の日持ちについて


常備菜は、どのくらいの期間保存していますか。休日に作っておき、1週間かけて少しづつ食べるという方もいらっしゃるかもしれませんが、基本は2〜3日を目安に食べきるようにし、夏場のこの時期は特に保存期間に注意しましょう。なお、保存状況や常備菜の種類、保存可能な期間は異なりますので、なるべく早く食べきるよう心がけてください。また、保存の際には冷蔵庫や冷凍庫で保存し、常温での保存は避けるようにしましょう。


常備菜における食中毒の注意点


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食中毒対策では、「つけない」「増やさない」「殺す」が大原則です。ここからは、常備菜を作る際や、食べる時に注意したい食中毒対策のポイントをご紹介します。


「つけない」ために調理器具や手を清潔に


調理前の基本の対策は手洗いです。きれいに見えても人の手には細菌がたくさん。「黄色ブドウ球菌」など、食中毒の要因菌となる細菌も潜んでいます。また、調理中も生の肉や魚、たまごなどを触った後は手洗いを忘れずに。調理の途中でゴミ捨てをしたり、ペットに触れたりした場合にも、必ず手を洗うようにしましょう。

もちろんのことながら、調理器具を清潔にしておくことも重要です。包丁やまな板は、しっかりと洗浄して利用しましょう。


「つけない」ために口につけた箸で触るのはNG


家族の分だから大丈夫と、口につけた箸で常備菜を盛り付けたりしていませんか。食べる際には、口に直接入れた箸や素手で触れるのはNG。取り分け用の箸を使い、容器から取り出すようにしましょう。


「増やさない」ために保存時のポイント


保存容器は清潔なものを利用し、しっかりと密閉できるものを選びましょう。また、菌の多くは30℃から37℃で活発に増殖すると言われています。冷蔵や冷凍保存する際は、その温度帯を極力早く通過して冷却してしまえるよう、温かいおかずを詰める際には小分けにして保存するなど早く冷やす工夫をしましょう。

熱いまま蓋をしてしまうと、蓋の内側に水滴がつき、菌の増殖に適したジメジメした環境を作ってしまいます。しっかり冷めてから蓋をするようにしましょう。また、いつ作ったおかずなのかをマスキングテープなどに書いて貼り付けて置くと、食べ忘れを防ぐことができますよ。


「殺す」ために食材にしっかり火を通す


常備菜を作る際には、しっかりと火を通すようにしましょう。特に、たまご、肉、魚は要注意。食中毒の要因となる、「サルモネラ菌」や「カンピロバクター」などが付着している場合があります。レアな焼き加減や、半熟たまごが好きという方も、常備菜にする場合にはいつも以上にしっかり火を通すようにしましょう。また、お弁当に常備菜を入れる場合には、一度温め直して、食材が冷めてからお弁当に詰めるようにしましょう。

日々の料理を少しラクにしてくれる常備菜。調理器具を清潔に保つ、食材にしっかり火を通すなど、ちょっとしたポイントが食中毒対策として有効です。また、常備菜の盛り付けは、家族が手伝ってくれることもあるでしょう。対策の方法を伝えて、家族にも協力してもらいうと良いですね。


監修: 管理栄養士 尾花友理


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