人気料理愛好家・平野レミさんの個性派レシピ「バカのアホ炒め」ってご存知ですか？ レシピ名まで個性的ですが、スペイン語でバカは牛、アホはニンニクの意味なのだとか。NHK『グッと！スポーツ』（2017年10月3日放送回）内『グッと！キッチン』などで紹介された一品です。
その昔、平野さんが初めて出演した料理番組（NHK『きょうの料理』）で披露して、トマトを素手で潰す豪快な調理方法で話題を呼んだ伝説のレシピ「牛トマ」を更にアレンジしたレシピなんです。これが想像以上に簡単美味でしたので、改めてご紹介させていただきます！
バカのアホ炒め｜調理時間約10分
用意するもの
- 牛ロース（しゃぶしゃぶ用） 150g
- 完熟トマト 中2～3個（又はトマト缶）
- 生バジル 10枚
- 塩 小さじ1/2強
- こしょう 少々
- オリーブ油 大さじ1
- ニンニク 2片
- サワークリーム 適量
薄切り牛肉を軽く茹でてトマトと合わせるだけ！
まずはフライパンなどにお湯を沸騰させ、牛肉を軽く茹でます。お肉はお好みで一口大に切っておきましょう。牛肉の色が変わってきたら、すぐにザルにあげておきます。
完熟トマト3個を残ったお湯でさっと茹でたら、皮を剥いてざく切り、あるいはヘラなどで粗く潰します。トマト缶を使用する場合、またはレミさん流に手で握り潰す場合は、この手順はスキップしてOK。フライパンに残ったお湯を捨てたら、オリーブ油大さじ1を敷いて、薄切りにしたニンニク2片分とトマトを炒め始めましょう。
トマトに火が通ってきたら、牛肉を加えて混ぜます。塩小さじ1/2強（ハーブソルトを使うのもオススメ）とこしょう少々を振って味を整えたら、最後にバジル10枚程度を散らして火を止めましょう。お皿に盛って、お好みでサワークリームを添えれば完成です！
豪快なのに香り上品な洋風家庭料理！
今回紹介した手順は元祖レシピ「牛トマ」がベース。牛肉を茹でることで余分な脂をカットしてサッパリ感が増すのですが、もっとラクに作りたい場合は、牛肉を茹でる手順をパスして、ニンニク・牛肉・トマトの順番で普通に炒めて味付けし、バジルを加えるだけでOKです。
肝心のお味ですが、フレッシュなトマトの甘酸っぱさとジューシーな牛肉の旨味が見事にマッチして、豪快レシピなのにバランスの良い絶妙な味わいです！ たっぷり加えた生バジルがまた香ばしく、家庭料理なのに本格イタリアンの趣がある美味しさですね。
サワークリームを添えれば爽やかなコクがプラスされて更に完成度アップ！ そのままご飯のオカズにするのはもちろん、パスタのソース・具材にしてもいいし、パンに乗せてもOKですね。さっぱり濃厚でハマる簡単レシピなので、ぜひ試してみてください！
＜参考リンク＞
・NHK｜グッと！スポーツ
