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【二十四節気】2023年の「立冬」の読み方や意味は?何をする?


【2023年2月6日更新】「立冬(りっとう)」は、季節の指標である「二十四節気」の19番目の節気。「冬が立つ=冬の兆しが見え始める時期」という意味で、暦の上では冬が始まります。2023年は11月8日(水)〜11月21日(火)。カレンダーには初日である11月7日に立冬と記されていることが多いでしょう。冬型の気圧配置になって、木枯らし(こがらし)1号が吹くのもこの時期です。

11月7日頃からの半月間は、「立冬」と呼ばれる時期。由来や気候の特徴、この時期の楽しみ方を、和文化研究家の三浦康子さんに教えてもらいました。

立冬とは?

立冬とは「冬が立つ=冬の兆しが見え始める時期」という意味で、二十四節気の19番目。冬を6つに分けたうちの最初の節気で、毎年11月7日〜11月21日頃に当たります。

暦の上では冬が始まり、2月初旬の「立春」の前日までが冬とされます。早朝に霜柱(しもばしら)が見られるようになるほど底冷えし、東北地方ではこの時期に初雪が見られるところも多いようです。

「木枯らし1号」が吹くのもこの時期です。日本の冬の特徴的な気圧配置は、西に高気圧、東に低気圧がある「西高東低」。この西高東低の気圧配置になってから吹く、風速8メートル以上の北寄りの風が「木枯らし」で、その年の最初を「木枯らし1号」と呼びます。木枯らしは吹くたびに木々の葉を落として、冬の寒さを運んできます。

鎮火祭が行われる寺社も

暖を取るために火を使い始める立冬の時期に、火災が起こらないことを祈る「鎮火祭」を行う寺社もあります。鎮火祭でのお供えは、里芋やみかん、魔除けのお赤飯など。家庭でも火災予防を意識して、それらを食してみるのもいいですね。

また、暖房器具の周辺にものを置かない、電化製品の故障やコード等の異常がないか確認する、コンセントや家電のホコリを払うなど、火事の原因を取り除いて予防に努めましょう。

季節の花をお部屋に飾ろう

立冬の頃に咲き始める花としては、サザンカとスイセンがあります。

サザンカは、童謡「たきび」に出てくるツバキに似た赤い花。サザンカとツバキはとてもよく似ているのですが、一般的に、ツバキよりもサザンカのほうが早く咲き始めるので、この時期に咲いていたらサザンカの可能性大。木々の葉が枯れて色が失われていく中で、サザンカの赤い花を見つけると温かい気持ちになりますよね。

スイセンは甘く優しい香りが特徴的。切り花も出回り始める頃なので、お部屋に飾ってみて。スイセンの花で室内が華やぎ、香りに癒されるでしょう。

監修:三浦康子
和文化研究家。日本の文化を今に生かす方法をさまざまなメディアで提案。「行事育」提唱者。著書に『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)他多数。
http://wa-bunka.com/

[All Photos by shutterstock.com]

https://iemone.jp/article/gourmet/mayumi_w_16301/

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