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今回挑戦したのは台湾の「三杯鶏・サンペイチー」です。鶏もも肉を3つの調味料をメインに炒めます。わきを固めるのはバジル。ピリリとくるのは赤唐辛子です。これはご飯にあう一品です。
鶏もも肉、バジル、青ネギと調味料で作ります
その「三杯」がこの三つ。左奥から「酒」、「ごま油」、「醤油」です。今回は、2:2:1の割合で合わせます。台湾ではもっとごま油を使うようですが、この量でも十分だと思います。
鶏もも肉にバジルと万能ネギ。ニンニクもしょうがもたっぷり使います。お砂糖で甘じょっぱく仕上がって、唐辛子の辛さでご飯が進みます。
バジルは本来「九層塔(台湾バジル)」を使いますが、今回は一般的なバジルで。こちらもたっぷりの量です。
鶏もも肉200~250g1枚バジル1/2カップ 青ネギ2本1.5㎝の長さに切るしょうが大さじ1粗みじん切りにんにく3かけつぶしてざっくり切る赤唐辛子輪切り大さじ1/2 ごま油大さじ2 酒大さじ2 醤油大さじ1 砂糖小さじ2フライパン一つで15分でできあがり!
作る道具はフライパン一つ。中華鍋なら真ん中がくぼんでいるので、「三杯」が具材に絡みやすくなります。下準備が終わったら、あとは15分で完成です。
材料を切って下準備をしておきます。
鶏肉は一口大に切ります。ご飯と一緒に口に入れて食べてちょうどいい大きさがおすすめです。ネギは斜め切りに。バジルは指で適当な大きさにちぎります。葉を少し、トッピング用に獲っておきましょう。にんにくはつぶしてから粗みじん、しょうがも粗みじん切りに。ちょっと存在感があるほうがおいしいです。さぁ、フライパンを振っていきましょう!
1.フライパンを中火で熱してごま油を温めたら、弱火にしてしょうが、にんにく、唐辛子を加えて、香りが出るまで、約1分炒めます。焦げないように火加減を調節してください。焦げそうになったら、一度火から外します。
2.鶏肉を加えて中火にして、表面に色がつくまで、返しながら2〜3分炒めます。
3.酒、醤油を加えて沸騰したら弱火にして、鶏に火が通るまで10分ほど煮ます。
4.ネギと砂糖を入れて、全体に混ぜて、火を止めたらバジルを入れてあわせます。
5.器に盛ったら、取っておいたバジルをのせます。つやつやとおいしそうにできあがりました。
基本的にはとっても優しい味。にんにくとしょうがをいっしょに食べるとはっきりとした味わいに。バジルの香りがさわやか。そして「三杯」が醸し出すこっくりとした味わいによく合いました。ほんと、ご飯が進みます。
参加者のみなさん、なかなかいい感じにできあがりました!
「三杯鶏」など、聞いたことがない料理だと最終完成形がわからないのですが、今回は台湾料理というヒントもあったせいか、みなさんなかなかのできばえになりました。
©Mayumi「お醤油とお砂糖とごま油とお酒の見慣れた調味料なのにバジルを入れると急にお店のお料理みたいになって嬉しかったです。唐辛子もきいてた〜! ハサミで唐辛子切ったらちょっときれいに切れました!」とMayumiさん。
ご飯の上にのっけておいしそうです。緑のバジルの万能ネギに、赤い唐辛子が映えてます。唐辛子を輪切りは、包丁で切るとつぶれてしまうのでハサミで切りましょうということで、きれいにできました。
©Chika「ほんと、ご飯がすすむ君でした! バジルいっぱい入れましたが、主張しすぎずいい感じになりました。」
バジルの量、ちょっと多めでびっくりするかもしれませんが大丈夫でしたね。やっぱりご飯にピッタリです。
©MaruMaruさんも、「タレが旨い! これはご飯がすすむ味ですね。もっとバジルあってもよかったかもと思いました!」と。このたれだけでもご飯が食べれるほどです。
©︎Aya Yamaguchi山口さんはClubhouseに参加できず、後日レシピをお渡しして自分で作ってくれました。
「砂糖と醤油なのに照り焼き風味にならないのが不思議〜!! 夜ごはんなのでラムコークと一緒にぺろっと完食。バジル多すぎてサラダみたいになっちゃったけど、味的にはバジルもりもりありでした!」
お、そういえばそうですね。照り焼き風になってもおかしくない調味料ですが、バジルのおかげですね。
さて、次回は「ラオスのラープ」に挑戦です。でも「ラープ」って何? ですよね。お楽しみに!
[All photos and Recipe by Atsushi Ishiguro unless otherwise attributed.]
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