味、種類、原材料、造り手。ビールの選び方は多様ですが、注ぎ手」でビールを選ぶのも一つの楽しみ方です。「ピルスナー」の元祖とも言われる『ピルスナーウルケル』は、チェコ・ピルゼンでの伝統的な製法を重んじ、「注ぎ手」がビールを完成させるという信念を持っています。

『ピルスナーウルケル』を最高の品質で提供する「TAPSTER(タップスター)」を知っていますか?自らの言葉でその歴史や品質を語り、ブランドの魅力を発信していく役割を担う人です。これまで日本に1名しかいなかったタップスターですが、2019年6月に日本人3名が新たにタップスターとして認定されました。タップスターって何?どんな人?など、知っているとビールがもっと楽しくなるタップスターについて深掘りします。



ピルスナーの元祖『ピルスナーウルケル』とは



世界中で飲まれるビールのうち、多くの割合を占めるピルスナーは、1842年に現在のチェコのピルゼンで誕生しました。世界初の金色のラガービールと言われており、日本人がもっとも親しんできたスタイルです。
ピルスナー

ピルスナー とは

ピルスナーは、1842年に現在のチェコのピルゼンで誕生した、黄金色のビール(ボヘミアンピルスナ-)。淡色麦芽・ノーブルホップ・軟水を用いる。それを真似てもう少し色が薄く、ボディが軽くてドライなジャーマンピルスナ-が誕生し、日本の大手メーカーもお手本としたので日本人にとっても馴染み深い。(ビールを擬人化した『ビール女子キャラクターズ』より)

ピルスナーの元祖とも言われる『ピルスナーウルケル』は、チェコのピルゼンでのみ醸造されているビールです。伝統的な「ハラディンカ」という注ぎ方で提供されるのが大きな特徴で、世界約50ヶ国で以上で楽しまれています。



「ビールの命」ともいえる水は品質が高いものに限られ、麦芽は自社で精麦したもののみを使用するという徹底ぶり。品質を均一に保つため、伝統的な製法を現在も大切にしています。

注ぎ方にも特徴があります。伝統的な注ぎ方「ハラディンカ」は、日本語で「水平」という意味をもち、泡の量は指3本分が理想。『ピルスナーウルケル』をよりおいしく飲むために、注ぎ方まで徹底されているのです。伝統を守り、注ぎ手によって伝えられてきたビールは、一度は飲んでおきたい一品です。

『ピルスナーウルケル』の伝道師“タップスター”



伝統的な製法を守ってつくる『ピルスナーウルケル』には、「醸造家がビールを醸造し、バーテンダー(注ぎ手)がビールを完成させる。」という信念があります。『ピルスナーウルケル』を最高の品質で提供し、自らの言葉でその歴史や品質を語り、ブランドの魅力を発信していく役割を担う人を「TAPSTER(タップスター)」と呼び、その育成を強化しています。

このタップスターは、本場チェコ・ピルゼンにて、5日間にわたり伝統的な注ぎ方や、こだわりの製法、歴史などを学ぶ「タップスタープログラム」を修了し、試験に合格することで認定されます。

佐藤裕介 ブラッセリ―・ビアブルヴァ―ド ピルスナーウルケル TAPSTER 日本人初 チェコ ピルスナー
2018年に日本人初のタップスターとなったのが、ビアブルヴァード代表取締役をつとめる佐藤裕介さん。ピルゼンで5日間の訓練を受け、試験に合格しタップスターに認定されました。

佐藤裕介 ブラッセリ―・ビアブルヴァ―ド ピルスナーウルケル TAPSTER 日本人初 チェコ ピルスナー
ちなみに佐藤さん、朝の9時から講義を受け夜はピルゼンのバーで修業、その後は仲間たちと深夜まで飲む超ハードな生活を送っていたそう!テストも全て英語で苦労されたそうですよ。

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快挙!日本で新たに3名のタップスター誕生


佐藤さんに続く形で、2019年6月に日本人3名が新たに「タップスター」として認定されました。その3名をコメントとともに紹介いたします。

■三川 華奈(みかわはるな)さん
店舗:「ビアレストラン オーデン」(熊本県熊本市中央区下通1-9-8 銀座ビル1F・2F)

『ピルスナーウルケル』に関わっている人たちの情熱や思いにとても感動しました。研修はハードでしたが、私の心の中は常に「楽しい」で溢れていました。研修で学んだことをイメージしながら注ぎ、私自身が感じたことを一人でも多くの方に伝えていきたいです。

■小松 大輔さん
店舗:「SARU BACON 江坂本店」(大阪府吹田市江坂町1-18-18)

『ピルスナーウルケル』ファミリーの一員になれたことを光栄に思います。当店のソーセージは、自家製にこだわり、丁寧に手作りしています。原材料から製造工程、注ぎ方の全てにおいてこだわった『ピルスナーウルケル』とのマリアージュをお楽しみください。

■野々村 光太郎さん
店舗:「ニュートーキョービヤホール数寄屋橋本店ブラウハウス」(東京都千代田区有楽町2-2-1X-PRESSビル1F)

『ピルスナーウルケル』の伝道師の一員になれたことを非常に嬉しく思います。研修で得た知識・経験・技術を、日本で最大限発揮し、伝えていきます。“タップスター”として責任を持ち、一人でも多くのファンを増やしていきたいです。

2019年6月末現在、全世界で約250名、日本国内では4名がタップスターに認定されています。日本人のタップスターが続々と誕生したことで、日本で『ピルスナーウルケル』の魅力がさらに広まっていきそうですね。今後の展開が楽しみです!

「注ぎ手」に注目する、新しいビールの楽しみ方

佐藤裕介 ブラッセリ―・ビアブルヴァ―ド ピルスナーウルケル TAPSTER 日本人初 チェコ ピルスナー
こだわりの伝統的な製法でつくられ、タップスターの手によって完成する『ピルスナーウルケル』。きめ細かい泡、口に含んだときの苦み、甘み、香りが絶妙なバランスで調和された味わいは格別です。ぜひあなたの目、鼻、舌で実際に体感してみてくださいね。


ビールの味や造り手だけでなく、「注ぎ手」にも注目してみると、ビールの選択肢が広がってさらに楽しくなるはず。タップスターのいるお店に足を運び、伝統的な注ぎ方を目の前に、こだわりの製法、歴史など、ビールについてあれこれ聞くのも粋な楽しみ方ですね。あなたのビール時間がさらに楽しいものになりますように。


佐藤裕介 ブラッセリ―・ビアブルヴァ―ド ピルスナーウルケル TAPSTER 日本人初 チェコ ピルスナー
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情報提供元:ビール女子
記事名:「知ってもっと楽しい!ピルスナーの元祖『ピルスナーウルケル』を最高の品質で注ぐ名人“タップスター”の存在