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【初上陸】バルト三国とデンマークから来たクラフトビールってどんなもの? 味わいレポート





まるで中世のおとぎの国にいるような気分になる街並みで知られているバルト三国と、北欧から新たにクラフトビールが輸入され、日本で飲めるようになりました。2018年9月1日(土)からはAmazonでも販売開始。飲みたい時に気軽に購入できるようになりました。






輸入を開始したインポーターは” j.l.s. trading”。社名の由来は、元々は北欧発データプラットフォーム会社創業メンバーのスウェーデン人2名と日本人1名の頭文字J(Jokke), L(Lauri), S(Soji)を取ったもの。新規事業として北欧・バルト三国に特化したビールのインポーター事業を始めました。


写真(左)j.l.s. trading Jokke氏 (右)j.l.s. trading 長野氏 リトアニア大使館での輸入ビール発表会にて


メンバーの1人Jokkeさんはリトアニアの首都ヴィリニュスにある北欧・バルト3国のクラフトビール専門ビアバー兼ボトルショップのオーナーでもあるのです。
Jokkeさんのお店ですでに取り扱いがあり信頼関係を築いているブルワリーのビールが今回日本に入ってきました。


バルト3国はビール好きが多い!?


ところでバルト3国では、実はビールが国民的飲料といっても過言ではないほど愛されている飲み物ってご存知ですか?全人口の40%の人たちが好きなお酒をビールと答えたそう。
例えばリトアニアでは、農業としてクラフトビールを生産する農家が昔から多く存在し、ここ最近はクラフトビールブームにより醸造所も増えてきたのだとか。昨年は首都ヴィリニュスだけで新たに2件醸造所がオープンしました。
ちなみに、東京の人口が約1380万人に対してヴィリニュスは約53万人という事を考えれば、着々と新しいブルワリーも増えてきていると言えます。


ビールのスペシャリストによる解説!


さてリトアニア大使館で行われた輸入ビール発表会では、ビールのスペシャリスト米澤俊彦先生がお披露目されたビールを解説!米澤先生はビールの味わいをジャッジする世界的な大会でも審査員に抜擢されたほど。早速ご紹介します!



写真(右)ビールのスペシャリスト 米澤氏


リトアニアから輸入されたビールは2社。

■Genys Brewing Company(リトアニア)


CEOのLaurynas Lisauskasと醸造家のJonas Miezysによって設立。品質に重点を置き、最新の技術を使って最高のビールを作りだすため常識にとらわれずに常に挑戦を繰り返しているマイクロブルワリー。

■Sakiškių alus(リトアニア)


趣味で自宅でビールを造り始めた創業社のLinas Zakarevlclusは、本格的にビジネスとして始めるにあたり、家の中を改装して醸造所をまるごと建設。少量生産に重点を置き、無ろ過で殺菌をしないビールで特徴的な香りと味わいがあります。


今回メインでいただいたビールは下記の2種類です。

Corn Lager (Sakiškių alus醸造所)





青さの残る新鮮なグレープフルーツのようなホップの香りとシャープな苦味が際立つ爽快なビール。コーン・フレークの使用で麦芽風味が和らぎ、ホップの香りがよりクリアーに引き立てられます。柑橘のピール(皮)を絞り入れたような鮮烈なホップの香りと引き締まった苦味を持つが、ラガービールならではの、なめらかな味わいを合わせ持っています。”(米澤さんの解説より) 


MILK STOUT (Sakiškių alus醸造所)





“ローストした大麦がこのスタウトをドライで淹れたてのコーヒーのような味わいにしています。大麦フレークと乳糖の柔らかな甘味がミルキーな印象を与え、酸味と苦味の効いたシャープな口当たりを滑らかに。爽快さな味わいのスタウトですが、コーヒーの後味とかすかな甘味が残ります。(米澤さんの解説より) 


さて上記以外にも試飲ができたのですが、特に「ラベル」で印象に残っているビールがこちら。





なんと、ずらーっと24種類!(中身は同じです)。まるでアート作品を眺めている気分。今日はどのラベルの気分か選べるのも楽しいですね!


他にも個性的なビールが続々と登場


さて、i.l.s. tradingでは様々なイベントや試飲会を開催していますが、実は私も鵠沼海岸まで行ってきました。
駅をおりた瞬間から潮風の香り。もうビールが飲みたくなる空気感が漂っています。地元にお住まいのビール女子たちと飲んだビールはなんと13種類!





先ほど紹介したリトアニアのビールの他、下記ブルワリーのビールも飲んできました。

■Sori Brewing(エストニア)


フィンランド出身の2人の男性がクラウドファンディングに挑戦し、エストニアでビール造りを始めました。グルテンフリーのビールから熟成ビールまで造っています。

■Munkebo Brewing Company(デンマーク)


デンマークのヒューネン島にて地元のハチミツから酵母を採取して醸造。ビールの醸造家の家族に生まれながらも健康科学の博士号を取得したサイエンティスト。伝統とモダンを融合させてビール造りをしています。


鵠沼海岸での試飲会やイベントに参加したビール女子に人気だったのがこちら。

RASPBERRY GOSE  (Sakiškių alus醸造所)





新鮮なラズベリーの香りと酸味が口いっぱいに広がり、際立った爽快感を体験できます。一見楚々としていながら惹きつけられるこの酸味は、麦汁の乳酸発酵で生じる乳酸に、多量のラズベリー果汁の酸が加わり、更にその後の発酵を経ることによって得られます。一つまみの塩の添加によって一切の余計なものを完璧に消し去ってくれる独特の後味は伝統的なライプチガー・ゴーゼを想起させる。”(米澤さんの解説より) 
普段ビールをあまり好んで飲まないという方も、「酸味と塩味ですっきり飲めて美味しい〜」と好評!チョコレートブラウニーなどのスイーツと合わせてもいけます!
ビール好きなかた達からはTatto LagarやYes IPA などホップが香るビールが人気。普段飲まないかたたちは、Coffee Gorillaやクリスマスエールなどに興味心身でした。


Tatoo Lager (醸造所:Genys Brewing Company)


Yes IPA(醸造所:Sori Brewing)



Noel Bergian Christmas Ale(醸造所:Munkebo Brewing Company)クリスマスエール



どうやら今まで知っているビールとは違って新たな味わいに開花したようです。今後も継続的にイベントは開催するそうです。バルト3国のビールに興味を持ったらぜひ味わってみてくださいね。




北欧・バルト三国 クラフトビール 飲み比べセット 6本入り(Amazon)
〇URL: https://www.amazon.co.jp/dp/B07GXDMMS5
◯j.l.s. trading:https://jlstrading.jp/

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