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まさに“ビールが喜ぶ器”!備前焼の奥深い世界をお届けします





和の食器は海外のファンも多く、お酒や料理を格上げしてくれるアイテムとして注目を集めています。なかでも岡山を産地とする「備前焼」は美しい土の質感をあじわうことができる、日本の代表的な焼き物です。

ヴァイエンシュテファン ヘーフェ ヴァイスビア クラフトビール 備前焼 和の器プレミアムハイティー
ビールや日本酒、紅茶、イタリアン、スイーツなど、食のプロがそれぞれの分野を通じて備前焼の楽しみ方を提案する「和の器 プレミアムハイティー」が2018年3月23日(金)に開催されたので、ビール女子代表として参加してきました!


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ドリンクや料理を通じ、今まで知らなかった和の器の魅力を体験することができました。
同じ作品は2つとない、奥深き備前焼の世界をたっぷりとお伝えします。


「Brotzeit(ブロートツァイト・パンの時間)」を体験


「Brotzeit(ブロートツァイト)」とは、ドイツ語で「パンの時間」を意味します。南ドイツでは古くからビールを飲みながらパンやチーズ、ハムなどを楽しむ習慣があるのだとか。


備前焼 和の器プレミアムハイティー ビュッフェ パンの時間


忙しい日々の中でも調理の負担を減らし、手軽に団らんを楽しめるというコンセプトの「Brotzeit」を、さっそくビュッフェ形式で体験!
テーブルの中央には桜が飾られており、色とりどりの料理が並んでいます。


備前焼 和の器プレミアムハイティー とっとりおかやま新橋館 

備前焼は表面の細かい凹凸によって食材がつきにくいので、とても食べやすく感じます。
また使用前に15分程度水につけておくことで湿気を含み、上にのせるパンやチーズが乾燥しづらくなるほか、食材の匂い移りを予防することもできます。
おいしさを保ったまま、ゆっくりと料理やビールを楽しめるのは備前焼ならではですね。

世界最古の醸造所でつくられたビールをお供に
今回の「Brotzeit」のお供は、世界最古の醸造所でつくられた『ヴァイエンシュテファン ヘーフェ ヴァイスビア』です。


ヴァイエンシュテファン ヘーフェ ヴァイスビア クラフトビール 備前焼 和の器プレミアムハイティー

「ヘーフェヴァイスビア」は酵母入りの白ビールという意味をもちます。小麦麦芽を使用しているため、苦みが少なくマイルドな味わいです。フルーティーな香りが漂いますが、後味はすっきり。料理の味をまったく邪魔しません。


ヴァイエンシュテファン ヘーフェ ヴァイスビア クラフトビール 備前焼 和の器プレミアムハイティー

備前焼はツヤを出すための釉薬(うわぐすり)を使用していないため、表面に微細な凹凸があります。
これこそがビールのクリーミーな泡を作り出す仕組み。まさに、「ビールが喜ぶ器」といえます。
夏場などはビールがぬるくなりやすいので、使用前に冷水につけるか、冷蔵庫で冷やしておくのがおすすめ。冷たいビールを長く楽しむことができます。


備前焼×春の食材を使った豪華ディナーに舌鼓


しっとりとした食感が新鮮!「鰆の低温調理」
前菜は「鰆の低温調理 大根のクリームと蕗の薹(ふきのとう)オイル 春の山菜添え」です。


備前焼 和の器プレミアムハイティー 鰆の低温調理 

低温でしっとりと加熱された鰆は臭みが一切なく、ふわふわの食べごたえ。大根と鶏の出汁を使ったソースを絡めると、優しい味わいが口の中に広がります。
山菜の緑が備前焼の器によく映え、コントラストが非常に美しい一品です。

幻の和牛「千屋牛のステーキ」
続いて、メインの料理「千屋牛のステーキ 筍のソテーと新ジャガの燻製マッシュポテト 2種の塩とご一緒に」が登場します。
岡山県新見市千屋地区で育てられた黒毛和牛「千屋牛」は地元の方もあまり食べる機会がないという、希少なお肉です。


和の器プレミアムハイティー 備前焼 千屋牛 ステーキ 幻の和牛


脂身が少なくジューシーな赤身のお肉に藁(わら)のほのかな香りがプラスされ、深みのある味わいに仕上がっています。ピンク色の塩で食べるとお肉の味が引き締まり、食べやすさがさらにアップ。
すっきりとした味わいの「ヴァイエンシュテファン ヘーフェ ヴァイスビア」とも相性は抜群です。

1つまみサイズのかわいいデザート「Mignardises(ミニャルディーズ)」
ミニャルディーズとは、1つまみサイズの小さなお菓子のことをいいます。今回は「カップケーキ・マカロン・タルト・クッキー」の4種が提供されました。


備前焼 和の器プレミアムハイティー ミニャルディーズ 焼き菓子 一口サイズ


小ぶりな備前焼の器は主張しすぎることなく、それぞれのお菓子を引き立てています。なにより見た目が可愛らしく、絵になりますよね。
どれも素材本来の味が生きていて、自然な甘みが心地いい。ディナーの余韻を感じながら楽しめる味わいでした。


陶工による解説も


食事を楽しむあいだ、「鳴滝窯」の陶工、安藤騎虎(あんどうきこ)さんによる備前焼づくりの工程に関する解説を聞くことができました。


備前焼 和の器プレミアムハイティー 鳴滝窯 安藤騎虎


こちらは窯入れの様子を撮影したものです。窯内の置く場所により火のあたりかたにムラができ、それぞれが異なる焼き上がりになるとのこと。
藁が当たっていた部分は赤く発色し、火襷(ひだすき)という模様がつきます。


備前焼 和の器プレミアムハイティー 火襷


このほかにもさまざまな手法で焼き色、模様をつけることが可能なのだとか。
また同じ窯で同じ形に焼いたものでも、火や灰のあたりかたによってまったく違う作品になります。
毎回世界にひとつだけの作品ができあがることこそが、備前焼の最大の面白さです。


ずらりと並ぶ備前焼の数々に圧倒!


ディナー会場と同じフロアでは、備前焼の即売会が行われました。
フリーマグやお皿、お猪口、箸置きにいたるまで、さまざまな種類の作品が並ぶ光景は圧巻です。


和の器プレミアムハイティー 備前焼 即売会
作家の方からお話を聞いて備前焼を購入することができたので、参加者の皆さんは熱心に耳を傾けていました。


主役にも脇役にもなりうる備前焼の魅力


備前焼は素朴で深みがあり、単体でも存分に楽しむことができます。その一方で、食器として使うと高級感が増し「名脇役」として活躍する側面があることもわかりました。




「一般的な食器に比べて手がかかるけど、逆にそこが魅力。使いながら育てていくもの」と、備前焼を愛する方々は口を揃えて語ります。

お湯で温めたり、冷蔵庫で冷やしたりすることで料理やお酒の温度を維持してくれる効果もありますし、なによりすんなりと手に馴染む感覚は備前焼ならではです。
お酒や料理をワンランクアップしてくれる特別なアイテムとして、食事や晩酌のお供に取り入れてみてはいかがでしょうか。




備前焼ディナー「和の器プレミアムハイティー」
(2018.03.23)


○日時:2018年3月23日(金)19:00-21:00
○場所:とっとり・おかやま新橋館2F「ももてなし家」
○主催:協同組合岡山県備前焼陶友会

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