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胃もたれは「胃がん」のサインかも!? 現役医師からの役立つアドバイス


誰でも食べすぎた時には、胃もたれやお腹が張ったような症状が起きる。

しかし、場合によってはこのような症状は、重い病気が出しているサインであることも。

40歳女性の「胃もたれ」

ある日、40歳の女性が、最近胃がもたれやすいと訴えて病院を受診した。

昔からよく胃もたれは起きていたが、ここ最近は特にひどいと悩んでいた。

40歳の胃もたれは、食生活や生活習慣が原因になっていることが多い。

また、「昔から」ある症状と聞くと、胃薬や消化を改善する薬を飲んで経過をみようと、医師側も患者側も考えることが多い。

しかし、実際、40代で胃がんなどの重篤な病気を発症することはよくある。

特に、若い女性の胃がんは多いのだ。

その上、胃がんの中でも、非常に予後が悪いタイプのものが起こりやすいため注意が必要だ。

検査はまず胃カメラ

この患者の担当医は、胃がんの可能性もあると考えて胃カメラをすすめた。

患者は、毎年のように胃の検診を受けているので不要だと伝えた。

よく検診内容を聞くと、胃のバリウム検査だった。

実際、胃の病気を調べるためには、胃カメラが最も役立つことが多い。

バリウム検査では、初期や小さい胃がんやその他の病気を発見できない可能性が高い。

胃が不調の際は、胃カメラを受けるのがおすすめだ。

この患者も医師に説得されて、胃カメラを受けた。

結果は「胃がん」

胃カメラを行うと、胃がん疑いの病変が見つかり、最終的に胃がんと診断された。

胃がんと診断するためには、この病変の組織を採取し、顕微鏡検査を行うことが必要だ。

検査結果が分かるまで、数日〜1週間ほどかかる検査だが、非常に重要である。

治療は手術

その他の検査(血液検査、CT検査など)を行い、この患者は幸い手術で完治が望める状態だった。

手術を行い、手術後の経過も良好で、手術後も再発なく暮らしている。

特に女性は注意!

若いから、昔からある症状だからといって安心してはいけない。

胃がんに関しては、30代以降、特に女性は注意が必要だ。

放置していると、半年から1年ほどで治療できない状況となる可能性もある。

少しでも胃に症状がある方、そして場合によっては無症状の方でも、1年に1回は定期的に胃カメラを受けてほしい。

執筆者:あやたい

医療制度や医療職・医療現場が抱えるさまざまな問題について考える医師。

日々変わっていく医療現場から生の声や、日常に役立つ医療知識を発信したいという思いで執筆。

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