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※絶対にカップルで観てはいけない映画『タリーと私の秘密の時間』8月17日公開!!


8月17日から公開される『タリーと私の秘密の時間』は男の知らない子育ての真実がたっぷり。



本気度の高いシャーリーズ・セロン



『モンスター』で実在の殺人犯になりきる過剰な役作りで、綺麗なだけじゃないを立証したシャーリーズ・セロン姐さん。


最近は、大人になれない大人をリアルに描いた『ヤング≒アダルト』やキレッキレなアクションを披露した『アトミック・ブロンド』など、ここぞという作品では、プロデューサー業も兼任。力いっぱい映画製作に精を出しており、本作もそんな渾身の一本。なんせ18キロも体重を増やし、でっぷりボディにトランスフォーム。3人の子育てに追われる肝っ玉母ちゃん役を疲労感たっぷりに熱演。


子育て描写が地獄絵図



冒頭から、システム的に出産。情緒不安定な息子に神経を逆なでされながら、赤ん坊の夜泣きと闘う子育て地獄絵図。どんどん虚ろになっていく目が恐怖。そこで藁にもすがるマインドで夜限定ベビーシッターを頼んでみると、イマドキなヒッピー風ネーちゃん登場。最初こそ、不安気だったものの、完璧な家事に電光石火のスピードで脱帽&即依存。


挙げ句、今抱えている悩みを全て人生相談。よもや、ベビーシッターの枠を超えた信頼が芽生えていくんです!


謎のベビーシッター



本作の注目ポイントは、主人公はベビーシッターに子育てからセックスまで何でも相談するんですが、主人公の「昼は何してるの?」「何でこの仕事を?」というプライベートな質問ははぐらかされっぱなし。一体、何者か解らないミステリーが解消されないまま展開していきます。それが、後半には違う映画レベルの飛んでもない展開にゴロゴロ転がっていくんです。


そんなつもりじゃないのにダメ夫



中年男性の苦悩映画は山ほどありますが、本作は珍しい女性版。だらしない体で子育てに追われ、服がシミだらけになっていく主人公はもうドキュメンタリー。ベビーシッターに相談……という形で子育て世代のリアルな悩みが破裂状態で、ユーモラスな筈なのにサッパリ笑えませんでしたよ!


方や、夫の方は出張ばかりで、たまに帰っても、神経衰弱気味のセロン姐さんを尻目にヘッドフォン装着でゲームに夢中。平気な顔をしてるけど、このシーンのセロン姐さんの目が貞子を超える怖さでゾッとしました。絶対に、夫婦で観に行くのは止めましょう!!



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GOETHE(ゲーテ) 2018年9月号 (2018年07月24日発売)

Fujisan.co.jpより


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