いきなりですが、みなさんは本のカバー、何のためにあるかご存知でしょうか…。本屋さんのカバーを被せてもらう方、ご自身のブックカバーをカバーの上から被せてしまう方、さらには、カバーを外して読む方もいらっしゃいます。

実は、このカバーの役割、本の表紙や本体を保護するため、つまり購入者のため以外に本屋さんの都合もあるのでございます。本屋さんが売れ残った本を返品した際、カバーだけを取り替えて改装、再度、流通させるのでございます。ちなみに、多くの出版社ではカバーだけを少し多めに印刷してたりしているそうでございます。

ただ、最近ではカバーが本の顔としてのブックデザインの重要な要素となっており、単に本体の保護だけではない、というのが現状のようでございます。そこで今回は、ただのカバーではない、カバーの凝り方がゴイスーな大人絵本を厳選ご紹介させて頂きます。

「ボンボとヤージュ」(作:ザ・キャビンカンパニー)

こちらは、先日発売になったばかりの人気絵本ユニット、ザ・キャビンカンパニー様の新作絵本。絵がポップで大人から人気の高い絵本作家様でございます。

こちらの絵本、新米冒険家のボンボとヤージュがはじめて宝探しの冒険に出るお話なのですが、なんと、カバーの裏にはその「宝の地図」が描かれているのでございます。そう、通常、真っ白な裏側にまで絵が描かれているのでございます。

カバーを外してみないと気が付かないので、せっかく絵本を購入したのに絵本を100%堪能できていない方もいらっしゃる可能性大でございます。ご購入者の方、今すぐカバーをお外し頂き、裏面をご確認くださいませ。

これから何かを始めよう、新生活をスタートする方にオススメの大人絵本でございます。入学祝い、入社祝い、ご結婚される方へのプレゼントにも最適でございます。

「しろくまのパンツ」(作:tupera tupera)

こちらは人気絵本ユニット、tupera tupera様の絵本でございます。ご存知の方も多いと思いますが、tupera tupera様は「パンダ銭湯」でも有名、大人の方からの人気も高い絵本作家様でございます。内容も少しかぶっております。こちらは、宝ではなくパンツ。パンツをなくしてしまったシロクマがパンツを探しにいく物語でございます。

こちらのカバーのゴイスーなところは、なんと!カバーがパンツになっております。そう、こちらの絵本、パンツをはいているのでございます。念のため、お知らせしておきますが、本物のパンツが被さっているわけではございません。成人雑誌の付録とは違いますのでご注意くださませ。

このカバー、つまりパンツ(型のカバー)を取り外すことで、絵本が開く仕掛けになっております。ドキドキしながら、表紙に描かれたシロクマの赤いパンツをお脱がせくださいませ。

この他にも、カバーと本体の表紙部分の絵が違う絵本やカバーに穴が開いている絵本などもございます。それはまたの機会に…。今回の2冊は、大人が楽しめる大人絵本でございます。大人の方へのプレゼントにも最適な絵本でございます。是非一度、お試しくださいませ。

(文:N田N昌)

情報提供元:マガジンサミット
記事名:「「ジャケ買い」ならぬ「カバー買い!」中身とカバーで2度楽しめる大人絵本