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滑って亡くなる人が交通事故と同数?やってないとヤバい “防滑(ぼうかつ)”


雨の日に、コンビニや駅などでよく見かける、「滑りやすいので足もとにご注意ください」の注意書き。


 



 


足元が滑りやすくて、ヒヤリとした経験がある人も多いのではないでしょうか。実は近年、お店などで滑って転んでけがをした人が、「床に問題があった」として裁判を起こす事件が増えているそうなんです。


 


そういった背景から、今ではお店や公共施設など、多くの人が利用する場所で、滑りを防ぐ、“防滑(ぼうかつ)”が注目を集めているそうなんです。


 


ということで今回、介護施設や、学校、ホテル、大型施設などなど、多くの施設で防滑工事を行っている、株式会社名倉ルーフの名倉社長に、防滑についてお話を伺いました。


 


名倉社長「防滑、ってあんまり聞きなれない言葉だと思いますが、実は、最近、消費者庁や厚生労働省などから、『転倒事故に気を付けてくださいよ』という注意喚起が増えているんですよ」


 


実は、転倒事故での死亡数は交通事故とほぼ同じだと言います。


 


転倒事故の死亡数・死亡率は交通事故とほぼ同じ



 


厚生労働省が発表している人口動態調査によると、交通事故の死亡数・死亡率が5646件なのに対し、「スリップ、つまづき及びよろめきによる同一平面状での転倒」は、5636件だった(平成27年の調査)。


 


名倉社長 「介護施設では、ヘルパーさんがお風呂場で滑って転んだりして、労災事故になったりするので、お風呂場を防滑素材に張り替える工事の発注も多いですよ」


 


平成27年の人口動態踏査によると、転倒事故の起こる場所として一番多いのが家庭内だった。


 


玄関やお風呂場といった滑りやすい場所には防滑対策をした方がよさそうですが…。


家を工事するとなると、賃貸の人は無理だし、お金も時間もかかってしまいそう…。


 


名倉社長 「今は防滑スプレーやテープなど、家庭用の防滑グッズもありますよ。工事するとなると、一般家庭の玄関だと5万円くらいかかってしまうので、うちも、家庭用のスプレーを開発したんです。


 



(つるっとガードは、防滑専門メーカーのイーモアが開発した家庭用防滑スプレー。)


 


スプレーだと、テープを貼ることができない、表面がでこぼこした素材にも対応しているので、手軽にできますよ。2度塗りを想定していて、1本(6000円)で、玄関には十分使えますよ。」


 


実際の公共施設や工場の防滑工事をしている企業の技術が家庭で使えるというのであれば、安心ですし、スプレーするだけなので、簡単に防滑対策ができそうです。


 


転倒事故の数は多いのに、今まであまり注目されていなかった“防滑”。滑りやすい場所に対策をしたり、滑りにくい靴を用意したり、皆さんも防滑してみてはいかがですか?


 

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