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今年も開催「タクシーで行く心霊スポット巡礼ツアー」運転手さんに聞くリアル心霊体験談Ⅱ



 


今年も、「三和交通タクシーで行く心霊スポット巡礼ツアー2017」がやってくる。今年は既に受付は終了しているが、毎年キャンセルが出るようなので、興味のある人は電話して聞いてみると良い。


 


出典:https://www.sanwakoutsu.co.jp/

 


気になる今年のルートは


 


元祖 心霊スポット巡礼ツアー「横浜」


本家 心霊スポット巡礼ツアー「多魔」


宗家 心霊スポット巡礼ツアー「凍京」


本舗 心霊スポット巡礼ツアー「不死身野」


 


新しく「不死身野」が加わってパワーアップした(笑)。もちろん文字は当て字で「多摩」「東京」「ふじみ野」の、いわくつきの場所を周るツアーである。SNSで見たのだが、ツアーの抽選に漏れた人は、ルートを調べて自分の車でまわる人もいるとか。事前にお祓いをしておくことをお勧めしたい。


 


この心霊スポット巡礼ツアーの事は、去年もこのマガジンサミットで紹介したのだが、(記事:http://magazinesummit.jp/travel/1608595160725)この時、私が実際にタクシー運転手さんから聞いた心霊体験談を紹介した。それが好評だったようで多くの方に閲覧された。そこで、まだネタはあるので3つ紹介する。あらかじめ言っておくけど、恐怖の怪談話というわけではない、実際に聞いた話しなので脚色せず、ただリアルなエピソードを載せる。


 


【気づけばあの場所へ】


~運転手Aさんの話~


 


「心霊体験というか不思議なことなら」と言って話してくれたのは、40代の運転手Aさん。


 


10年ほど前の春頃、80代の女性を乗せたそうです。行き先は自宅でした。品が良く、気さくなおばあさんで、息子が2人、どちらも結婚して孫も5人いる。今は一軒家に一人暮らしだけど、時々子どもが孫を連れて遊びに来てくれるのが楽しみで、とても幸せだと、そんな話をしてくれた。


 


Aさんは、そのおばあさんに気に入られたようで、その後ご指名で乗せて欲しいと何度か依頼があったそう。約3ヶ月の間に4度利用があって、いつも楽しく会話が弾んだそうです。でも、パタリと指名が途絶えてしまいました。


 


そこから、ちょっと不思議なことが…


 


おばあさんの自宅は道の狭い住宅地です。普段、お客さんを取るためには住宅地はおろか、細い路地なんて入りません。でも、車を流している最中に、気づくとなぜかそのおばあさんの家の前を通っていることが何度かありました。自分でも、なぜあんな場所を通るかわからない、気がついたら通っている。


 


きっと、心のどこかでおばあさんが気になっていて無意識に向かっているんだろう、そう思ったそうです。


 


そんなある時のこと。お客を取ろうと大通りを走らせていました。ふとバックミラーを見ると、誰も乗せていないのに後部座席に人影が見えたような気がしました。


 


「あれ? 今の」


 


あのおばあさんのように見えたそうです。もちろん、後ろを見直しても誰も乗っていません。まぁそれは錯覚かもしれないのですが・・・な~んか嫌な予感がしました。そこでAさんは、おばあさんの自宅へ行ってみることに。


 


驚きました。


 


家が取り壊し中だったそうです。通りかかった近隣の人に、おばあさんのことを聞いて、また驚きました。おばあさん、ひと月くらい前に亡くなっていました。しかも孤独死でした。息子が2人いた話をすると、「?」という顔をされました。


 


あのおばあさんは、確かに息子が2人いたが、若い頃共に交通事故死したそうです。旦那さんは随分前に他界。長い間独り身でした。


 


「タクシーで話していたことはすべて嘘だったのか」でもなぜ? きっと“こうなるはずだった”人生の理想を話し、素敵な老後を過ごす女性を演じたかったのかもしれない…そして、そういえば、何度か同じことを言っていたことを思い出します。


 


「Aさん、息子の弟の方に似てるのよね~」


 


もしかしたら、Aさんと亡き息子の影をダブらせて気に入ってくれたのか。そして、車が自宅へ呼び寄せられたのは虫の知らせだったのかも。


 


__と話してくれた後、私は「不思議だけど、ちょっと和む話ですね」と言ったら運転手Aさんは、こう言いました。


 


「とんでもない、未だに、気付いたらあの自宅の前を通ることがあるんですよ」


 


【うじゃうじゃ!】


~運転手Cさんの話~


 


「私ね、来月いっぱいで辞めるんですよ」理由を聞くと「自分、霊感が強くて、やってらんないっす」


 


アラサーの運転手Cさん、そもそも霊感が強くて、子供の頃から見えちゃいけないものが見えてしまうこともあると。タクシーの運転手はそういった恐怖体験が多いと聞くには聞くが、そこまで頻繁にあることじゃないだろうし、車の運転が好きなので、と職業に選んだそうです。が、ここまで約5年、ヒドイときには週に2,3回、奇妙な体験をすることもあったそうで。


 


例えば、これは小ネタです。


 


・手を上げている人がいたので止まったら道路に人がいない。あるいは乗せたら人がいない


 (誰もいないのに車を止めて扉を開け、客と話す様子を同僚に見られてビビられたw)


 


・ある旧跡の近くを通ると、武士や町娘みたいな人が乗っていることがある


 (こんな人達も車に乗るんだと驚く)


 


・3日連続で違う客から同じ行き先を告げられた。が、そこは無人アパートで、客は消えていた。


 (これは不思議だったと)


 


__など、知らないうちに人が乗っている、あるいは乗せたのに誰もいない、というパターンが多いそうです。でも、ある出来事があって、「もうカンベン」と辞める決意をしました。


 


ある霊園の近くで夫婦2人を乗せました。お盆だったのでお墓参りの帰りでしょう。その夫婦、見た目は普通の人でした。行き先を告げられ車を発進させると、な~んか車体が重い感じがする。車に乗っているのは3人のはずなのに、と思ってミラー越しに2人を見たら…


 


その2人の背後におびただしい数の霊が見えました。ざっと見ても数十体。年齢・性別・時代問わず、動物もいました。


 


そして、Cさんが霊の存在に気付いたと見るや一斉に話しかけてきました。こんなことがあって死んだ、お願い事をしてくる、泣く者、怒る者、とにかくうるさくてしょうがない。おそらく乗車した夫婦はとても霊感が強く、しかも憑依体質。ただし、2人は霊感が強い自覚がないから連れてきた霊を他へ散らかすタイプなんだろうと(Cさんの分析です)。


 


夫婦を降ろした後も、多くの霊が車に居座りました。助手席に座って戦時中の話しをする爺さん、背後では男に騙されて自殺した女の霊の愚痴、足元で絡んでくる犬、全部うざい。


 


罪悪感があったのは、その後に乗せた客さんにタチの悪そうな霊が付いて行ったことでした。


 


更に、運転中の目の前に少女が座ったので、どいてと払おうとしたら、少女が怒ってハンドルを握り反対車線から来るトラックにぶつけようとした。この時、この仕事を辞めようと決意したそうです。


 


次の日、神社でお祓いを受けたので霊は消え去ったのですが、そうじゃなくても自宅までついてくる霊は多いので、この仕事は向いていないと__。


 


そんな話をしつつ、ミラー越しに私を見るCさんの目線が、私の背後を伺っているようでちょっと怖かったです。


 


【生霊に殺された(!?)男】


これは、私の知人が運転手さんから聞いた又聞きの体験談です。


 


~運転手Fさんの話し~


 


ベテランの個人タクシー運転手Fさん。夜11頃、オフィス街でカップルを乗せました。「遅くまでお仕事ですか」と聞くと、男性は「ええ、夜勤みたいなもので」と。いやしかし、機転が利かなかったなとFさんは反省したそうです。雰囲気的に、不倫カップルみたいでした。男性は40代、女性は若く20代前半に見えました。


 


2人は、これから軽く食事をするんだといって繁華街で降り、ネオンの中へ消えていきました。


 


数週間後、またオフィス街であの男性を乗せました。時間は深夜1時頃、夜のオフィス街は客がまばらなので時々しか通らないからよく覚えていたそうです。


 


「残業ですか?」「ええ、不景気ですし」


 


そんな会話をかわし、ふとバックミラーを見ると


 


“あれ!?” 


 


乗せたのは一人だったと思うけど隣に女性がいる。勘違いだったか? と思いつつ女性を見ると、うつむいていて顔ははっきりしない。以前乗せた女性とはなんとなく違う気が…


 


男性は、明日早いのでビジネスホテルに泊まると言って、ある駅のそばで下車しました。女性も一緒に降りていきましたが…


 


しばらく月日が過ぎ、夜中に、またあの男性を乗せました。男性もFさんを覚えていたようで少し会話をしたそうです。男性はWさんといって、ある貿易会社の幹部で週に1,2回はこんな時間に退社すると。今日は自宅まで帰るといって長距離になりました。Fさんはラッキー。


 


いや、しかしです。Wさんを乗せて数分後、バックミラーを見て


 


“はぁ!?”と思いました。Wさんの隣に女性、その隣にもう一人女性がいる。つまり3人乗っているんです。


 


Fさんは、ベテランのタクシー運転手ですが、一度も霊体験はありませんでした。でも、この時ばかりはピンときたそうです。


 


「これは生霊ってやつじゃないのか!?」


 


生きている人間の強い怨念が分身を生み出す、そんな霊もいるってことをテレビ番組で見たあとでした。それはともかく、Wさんは女二人の存在に気がついていないのです。だから、生身の人間ではない。


 


二人の女性は真正面を見ていたので顔が確認できました。二人とも、最初に乗せた女性とは違い、更に二度目に乗せた時、隣にいた女性とも背格好が違いました。推測ですが、おそらくこのWさんはかなりのプレイボーイで愛人を数人作っているのだろうと、そう感じたそうです。聞けば、結婚して子どももいるとのことでした。もちろん、隣に座る女性のことなどは言えるはずもなく、Wさんは一軒家の自宅へ帰っていったそうです。


 


そんな出来事も忘れかけていた2年後。ある若い男性を乗せたのですが、勤め先が聞き覚えのある貿易会社でした。そう、あのWさんの会社でした。気になったので聞いてみました。


 


「Wさん、以前、何度かお乗せしたんですよ」


 


男性は、こう言いました。


 


「Wさん、亡くなったんですよ。電車のホームから線路に転落して、自殺かもしれないって」


 


少し事情を聞いたところ、ドロドロした人間関係があったようでした。女性一人が退社後自殺。警察が介入しWさんとの関係が発覚すると、数人が同様にWさんと関係を持っていたと噂されるように。しかも、Wさんは社外でも愛人が複数いたようで、暴走した女性が自宅に押しかける一幕もあったとか。


 


また、Wさんの死も不可解で、平日終電の人が少ない駅のホームで、酒も飲んでいないのに線路へ落ちたそうです。電車の運転手さんの証言によると、「誰かに押されたような動きだった」と。でも、監視カメラにはWさん以外、人は映っていなかったそうです。Fさんは、もしかしたら…と思いました。どういうことかわかりますよね?


 


__ここまでべらべら内部のことを喋る男性の人間性を疑りたくなりましたが、その男性が恋心を寄せていた女性が自殺した人だったそうです。「生きていても退社させられていただろうし…」だからWさんの死に同情はしなかったとか。


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