みなさんは、鳥がどのくらいの時間飛び続けていられるか、ご存知ですか?
街で見かけるカラスやスズメ、ハトなどは、ほとんど電柱や木、地面などで見掛けますよね。
 
今回ご紹介するのは、ヨーロッパアマツバメというアマツバメ科の一種です。
渡り鳥であり、夏はグレートブリテン島や北ヨーロッパ、冬は南アフリカで過ごします。
足は電線にとまったりするのには向いておらず、大抵垂直な壁に降り立つそうです。
 
 
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出典 birdssm.blogspot.jp

 
 
このように、他の鳥とは少し違う生態のヨーロッパアマツバメですが、特徴的なのは『飛び続ける時間が長い』ということ。
タイトルにもある通り、研究によって10ヶ月間にわたって連続飛行することが分かったのです。
 
 
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実は、ヨーロッパアマツバメが一生のほとんどを飛行をして過ごすということは、イギリスの研究者Ron Lockley氏が46年前に提唱していたそうです。
今回、スウェーデン南部にあるルンド大学のチームによって行われた研究は、それを裏付ける結果になりました。
 
 
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研究は、ヨーロッパアマツバメ13羽の背中に超小型の記録装置(1g)を使って行われました。
ルンド大学の研究者、Anders Hedenstrom氏によると「10か月に及ぶ飛行期間は今知られている鳥類の中では最長、新記録だ」とのことです。
 
 
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移動中の睡眠の有無やその方法についてはまだ解明されていませんが、毎日の明け方と夕暮れに上空に飛び、ゆっくりと降下している時に眠っているのではないかとと言われています。
飛行に関しても、暖気の上昇気流を使って飛び、食事については、飛行中に餌を捕まえているようです。
研究者のAnders Hedenstrom氏は「今回の発見で動物生理学に関する知識の枠が大幅に広がる」と言っています。
 
 

@pionfrossaが投稿した写真 -

 
 
今後技術が進めば、ヨーロッパアマツバメの負担にならない小さなカメラなども作られて、実際にどこをどう飛んでいるのかまで分かるようになるかもしれませんね。
 
人間の影響などによって日々多くの動物が絶滅しています。きっとその中には、このヨーロッパアマツバメのように、人間の想像を超えた生態を持つ動物も無数にいるはずです。
人類の発展と生態系の破壊がこれ以上イコールにならないよう、普段からできることをしたいですね。
 
 
   

出典 YouTube

情報提供元:@Heaaart
記事名:「いつ食べて、いつ寝てるの!?10ヶ月飛び続けるアマツバメが鳥類の連続飛行記録を更新し、話題に!