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あばれる君インタビュー「あんまり声をはらない“あばれる君”が見られる!」 1人7役を演じたWEBドラマが公開中


2023年12月に創立90周年を迎えた日産自動車。2010年に販売開始された量産電気自動車(EV)「日産リーフ」を中心に、EVの普及はもちろん、サービスエリアや観光地などをはじめ、外出先でのEV充電器の設置も進んでいる。今後は住宅にもEV充電器の普及が進んでいくことが予想されているが、日産自動車がお笑い芸人のあばれる君を起用してSFコメディWEBドラマ「未来にまかせる君」を制作した。

何事も人任せにしている主人公・常人壬(通称・まかせる君)のほか、EV充電器を設置しなかった未来の自分を含め1人7役を演じており、SF作品としても見どころが多いWEBドラマとなっている。本記事では撮影中のあばれる君、および日産自動車の日本マーケティング本部ブランド&メディア戦略部の片岡春菜さんにインタビューを実施。あばれる君には撮影現場でのエピソードや2024年の抱負を伺い、片岡さんにはWEBドラマ制作にあたっての意図などを伺った。

WEBドラマでは、2025年や2035年といった未来の世界からやってきた常人壬や、平行世界で別の職業についている常人壬が登場するが、当然演じているのはあばれる君1人だけ。1人7役をこなす撮影について聞いてみると「率直に言っていいですか。めちゃくちゃ大変ですね!」と口火を切る。「撮影中は簡単なプレビューを見ることができたのですが(自分が演じる登場人物が)並んでいる絵面は面白いなと思いつつも、撮っている最中は人数分繰り返して演じていましたから」とコメント。

演じ分けについても聞いてみると「ちょっとメイクをして年齢や職業も変わっているのですが、すごく不思議な空間にいるなと思いました。年をとっている役でも若いときの役の名残が抜けていなくて若々しくしゃべってしまったりもしましたけれど、そういうのもコントロールして演じていましたね」と回答してくれた。

SFならではの展開も見どころの「未来にまかせる君」だが、最初に脚本を読まれたときの印象も伺う。「僕はもともと喜劇というかコメディドラマをやってみたいと思っていたのですが、自分で書いたピンのネタではなくこうした台本をいただいて演じるというのは新鮮で面白かったです。役に応じて力まずに演じるためにいろいろとコントロールするのも楽しかったですね」と答えてくれた。

「あんまり声をはらないあばが見られると思いますよ」という回答には「小あばれくらいですか?」と思わずツッコミ。これには「小あばれが!」と答えつつ「いや、それは失礼ですよ(笑)。いつも大あばれですけれど、小あばれも見られるかもしれないです」とお笑い芸人らしい切り返しをしてくれた。

EVを扱ったWEBドラマということで、あばれる君とEVについても話を振ってみる。「僕の奥さんの実家にEVがあるので親しみはこれまでもあったのですが、地球にとっても必要になってくると感じているので、これからどんどん広まっていくのだなと思っています」とのことで、EVに切り替える上で気になるEV充電器の話題について深堀すると「どこで充電できるのか不安になりますし、まだまだガソリンスタンドの方が多い気がします。WEBドラマの中でもそんな現状の課題をうまく説明していて、どういった方向に向かっていくのかも描かれているので、ぜひ見てほしいですね」と語ってくれた。

最後に、2024年の抱負について伺うと「今はもう家族がいますから、今のペースをしっかりと保って健康にも気を遣って、現状維持! これでやっていきたいですね。全力疾走の現状維持です!」とあばれる君らしい力強い気迫でまとめてくれた。

続いて、日産自動車の片岡さんにWEBドラマの企画意図について伺った。片岡さんは「集合住宅にもEVを広めたいという想いで企画を始めました。日産自動車はEVのリーディングカンパニーとして、集合住宅で充電をすることに対してハードルを感じているお客様が多いという課題を解決すべく、2022年から活動をしています。今回のWEBドラマでは、特に既存の集合住宅に対して、SFタッチでEV充電器があたりまえになっていく未来を楽しく見ていただけるコンテンツとして企画させていただきました」と回答。

あばれる君の起用については「EVやEV充電器という題材はお堅く難しいイメージを持たれてしまいがちですが、面白いコンテンツとして見ていただくために演技力やリアクションを考えて、一番適切な方だと思いお願いしました」とコメント。

WEBドラマの中でも描かれているが、EV充電器を集合住宅につけられるということも意外と知られていないという。自宅で充電する環境があれば、停車中に充電をすることでガソリンスタンドへ給油に行く手間も減らすことができる。

片岡さんは「自宅でも充電ができて、外での充電もできる。そのバランスが取れていくことでEVによってお客様にライフスタイルが変わっていく実感をしていただけると思っていますので、そこもお伝えしつつ楽しさをお届けしていきたいです」と2024年の抱負で話をまとめてくれた。

EV充電器という題材はもちろん、SF短編ドラマとしても完成度が高いWEBドラマ「未来にまかせる君」は、現在公開中。EVが気になっている方やSF好き、あばれる君のファンの方はぜひチェックして見てほしい!

【日産リーフ】未来にまかせる君(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=uvp7PIkbw48

「未来にまかせる君」特設サイト:
https://ev2.nissan.co.jp/PLUSEPROJECT/2023/

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