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『GODZILLA ゴジラ』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』 映画ファンの必修監督<ギャレス・エドワーズ>作品まとめ


今、世界中で注目を集める映画監督の一人が、先日7年ぶりとなる来日が決定したギャレス・エドワーズ監督だ。手掛けた作品は漏れなく高い評価を受け、日本国内の映画ファンからも絶大な信頼と大きな期待が寄せられている彼の最新作『ザ・クリエイター/創造者』が、来月10月20日(金)に公開予定。そこで今押さえておきたいギャレス監督作品について振り返ってみましょう。

◆『モンスターズ/地球外生命体』(監督・撮影・脚本・視覚効果)

ギャレスが初めて監督をした映画で、映画監督になるという夢をかなえるために彼自ら製作会社に提案し実現したというインディペンデント作品。地球外生命体の増殖によって、国の半分が危険地帯となってしまったメキシコを舞台に、主人公であるカメラマンのコールダーが、上司からの命令で、現地でケガをした社長令嬢をアメリカ国境まで送り届けるため、危険と隣り合わせの旅に出るロードムービーだ。近年ハリウッドの映画製作費と言えば、大作映画では1億~2億ドルかけられることも多いが、本作は1万5千ドルという破格の低予算で作り上げられた。クルーは5人のスタッフと2人の主演俳優のみ、それ以外のエキストラは現地調達し、お金をかける見せ場をクライマックスに集中させるなど、野心的なギャレスの“予算に頼らずに高いクオリティの作品を作る為のアイディア”が詰め込まれている。さらに主人公2人の人間関係等そのドラマ性もカンヌ国際映画祭をはじめ多くの映画祭で注目を集めた彼の初監督作品にして出世作だ。

◆『GODZILLA ゴジラ』(監督)

ギャレス監督の2作目で、『モンスターズ/地球外生命体』での高い評価から抜擢され、制作に挑んだ作品。日本の原子力発電所の不可解な事故によって妻を失ったジョーと、その息子でアメリカ軍爆発物処理班の隊員であるフォード大尉の家族の物語を軸に、謎の巨大生物ムートーとゴジラによる鮮烈な戦いを描く。ギャレス本人も大の日本好きで日本のアニメや特撮、もちろん「ゴジラ」作品への愛も深かさが注ぎ込まれており、1954年の第1作『ゴジラ』を踏襲しつつも、これまでで一番大きな体で描かれた本作のゴジラは、圧倒的な存在感と迫力で日本を含む世界中の観客を魅了。さらにゴジラ達の熱いバトルシーンだけでなく、フォード達家族や、渡辺謙が演じた芹沢博士を中心とした人間ドラマも評価され、各国で大ヒットを記録した、ギャレス監督の代表作の一つと言える。最新作『ザ・クリエイター/創造者』にも出演する渡辺謙との深い絆が結ばれた本作は、是非見直しておきたい作品だ。

◆『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(監督)

ギャレス監督3作目にして、彼の実力を確固たるものにした文句なしの代表作。「スター・ウォーズ」シリーズ劇場公開第1作、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の前日談で、宿敵帝国軍の究極の兵器“デス・スター”を破壊する為に、帝国軍の本拠地での設計図奪取ミッションに挑む、反乱軍の名もなき戦士(ローグ・ワン)たちの命がけの戦いを描いた作品。「スター・ウォーズ」の大ファンで、映画の世界へ足を踏み込むきっかけにもなったと語るギャレス監督。彼は、「スター・ウォーズ」の代名詞ともいえる“ジェダイの騎士”不在のこの物語を、その独特な世界観に加え、これまでのシリーズを通して描かれてきた“希望を捨てず強大な敵へ立ち向かう”反乱軍たちの姿をしっかりと捉え、これまで以上にドラマチックな物語として見事に描いて魅せた。その結果、見る目の肥えたシリーズファン達の中でも「最高傑作」との声が上がるほど、全世界を熱狂の渦に巻き込んだ。そんなギャレス渾身の本作は、是非押さえておきたいところだ。

◆『ザ・クリエイター/創造者』(監督・脚本) 10月20日(金)公開

そして、来月10月20日(金)に公開を迎えるギャレス監督の最新作では、監督に加え、1作目以来となる脚本も自ら担当。本作の企画段階では、ロケハンという名目で実際にカメラを回し、そこからなんと短編映画を制作。それを持って製作会社の出資を取り憑けるという彼の斬新な発想とアプローチによって生まれることとなった作品だ。そんなギャレス監督の熱意もあってか、すでに試写で作品を鑑賞した映画評論家からは絶賛の声が相次いでおり、注目度も急上昇中。本作の舞台は、人類とAIの戦争が激化した、今からそう遠くない未来――。元特殊部隊の〈ジョシュア〉は人類を滅ぼす兵器を創り出した“クリエイター”の潜伏先を見つけ、暗殺に向かう。だがそこにいたのは、純粋無垢な超進化型AIの少女〈アルフィー〉だった……。そして彼は“ある理由”から、少女を守りぬくと誓い、行動を共にすることとなる。

ギャレス監督がこれまでの作品でも発揮してきた斬新なアイディアと、キャラクター達の物語をこれでもかとドラマチックなものにする監督の手腕は本作でも大いに期待できそうだ。今、世界中で大きな注目を集めるギャレス・エドワーズ監督が描く、SF映画史上最もエモーショナルな映画を劇場にて体験せよ!

(C)2023 20th Century Studios

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