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濃口の甘めの醤油スープに卵黄ソースと生卵! 徳島に連れて行ってくれる「凄麺 徳島ラーメン」


全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。徳島ラーメンといえば、豚骨スープに濃口醤油を合わせ、チャーシューの代わりに甘く煮た豚バラ肉が乗り、生卵を合わせるお店が多いことが大きな特徴だ。薄いお肉を生卵に絡めて食べる“すき焼き”風のラーメンである。実は徳島ラーメンはこの他にも味の系統が数パターンあるが、その中でも見た目や味のわかりやすい濃厚系がチェーン店を中心に広がっていった。

今回は徳島ラーメンのカップ麺をひとつレビューしたい。ヤマダイ(ニュータッチ)から発売されている「凄麺 徳島ラーメン醤油とんこつ味」だ。昨年発売された「凄麺ご当地シリーズ」の四国初上陸の商品である。

蓋を開けると、先入れの“かやく”に、後入れの“液体スープ”と“卵黄ソース”と合計3袋入っている。

自慢のノンフライ麺は5分と長めの茹で時間だが、ツルツルとのど越しが良く、カップ麺とは思えないクオリティ。

スープは濃口醤油の甘みが印象的。これがかなり徳島の現地っぽく、再現度が高い。食塩相当量が8.1g(スープだけだと6.8g)とかなり振り切っているので、スープの飲み干し注意だが、ここまで醤油感と甘みを表現されるとちょっと唸ってしまう。

そして別添の“卵黄ソース”。これが珍しい。徳島ラーメンといえば生卵なのである。これをスープに溶いていくと濃厚さが増し、醤油感にまろやかさがプラスされる。

さらに、蓋の裏面には「おうちの生卵を追加するとさらに美味しくなるよ!」とある。卵黄ソースにさらに生卵を投入せよという振り切りぶり。生卵を入れ、スープに溶き、麺に卵を絡めながら食べるとこれはもう徳島ラーメンでしかない。あっぱれだ。

卵をこれだけ入れてもしっかり抜けてくる醤油感は見事。麺もしっかり美味しいし、あとは具材が充実すれば十分。豚バラを醤油でちょこっと炒めて入れれば完成してしまうのではないか。もちろんライスも合うと思うので、卵を絡めた麺をライスと一緒に楽しんでもらいたい。

(執筆者: 井手隊長)

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