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ハミングするだけで曲名が分かる「鼻歌検索(Hum to Search)」をGoogleが解説



GoogleはAndroid用のGoogleアプリとGoogleアシスタントに、ハミングするだけで曲名が分かる検索の新機能「鼻歌検索(Hum to Search)」を追加し、まもなくiOSにも展開を予定しています。Googleは11月12日に鼻歌検索の説明会を開催。鼻歌から楽曲を認識する仕組みについて解説しました。


鼻歌検索は、「メロディが頭に残るけど、曲名が分からない」というときに、鼻歌やハミング、口笛を吹くことで楽曲を検索できる機能。現在は10~12秒ほどハミングする必要がありますが、曲のどの部分をハミングしても認識が可能。



利用手順は次の通り。まずGoogleアプリや検索ウィジェットでマイクアイコンをタップし、「この曲は何?」と話しかけるか「曲を検索」ボタンをタップします。



検索したい曲の鼻歌を歌うと、メロディを認識。




楽曲が認識できると検索結果を表示し、楽曲の詳細を見ることができます。




ハミングされたメロディは機械学習モデルにより数列に変換され、さらに伴奏や音の高低、声質といった余分な要素を排除したメロディとして認識します。数列に変換されたメロディをデータベースに登録されたメロディの数列と照合して、一致する可能性が高い楽曲を検索結果として表示する仕組み。



機械学習には人がハミングした音源のメロディと、実際のスタジオ録音された音源のメロディのどちらも必要。メロディから変換された数列が近い場合は同じ楽曲、近くない場合は違う楽曲と認識できるように、相当な時間のトレーニングを経て認識ができるようになっているとのこと。


検索対象になる楽曲はライセンスされたものを使用し、楽曲の新旧、人気のあるなしにかかわらず、まんべんなく色々な曲をラーニングさせているとのこと。今後もデータベースに登録する楽曲数を拡充していき、対応する国や地域を広げていくとしています。


―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』
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