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「トランスジェンダー役はトランスジェンダーが演じるべき」という考えに池澤春菜さんが「徹頭徹尾、反対」とツイート 「今まで演じてきた数々の不思議生き物どうするのさ⁉︎」



在米映画ジャーナリストの猿渡由紀氏が、Yahoo!ニュース個人に『トランスジェンダー役を、そうでない俳優が演じてはダメな理由』という記事を公開。スカーレット・ヨハンソンが実在のトランスジェンダー男性を題材にした『Rub and Tug』の主演に一度は決まったものの、LGBTQコミュニティから大きな批判を受けて降板した例などを挙げているほか、アニメで黒人やアジア系の声を白人の役者を演じることを否定する風潮について「これらは、過剰反応でも、単なるポリコレでもない。そうでなかった今までが不自然で、間違っていたのである」として、「すでにたくさんチャンスのある人が、もともとチャンスのない人から奪うべきではない」という考え方を示しています。


トランスジェンダー役を、そうでない俳優が演じてはダメな理由(Yahoo!ニュース)

https://news.yahoo.co.jp/byline/saruwatariyuki/20200710-00187426/ [リンク]


この記事に対して、声優の池澤春菜さんがTwitterで次のように異を唱えています。





徹頭徹尾、反対。

これは、むしろ不寛容と差別につながる流れだと思う。わたしたちは何にでもなれる。そしてその経験を通じて、演じる方も、それを観る側も、魂に境はないことを知る。





だってこれは「理解ができない」って言ってるのと同じ。

「理解が足りない」はあっても、「できない」はない。

年齢も性別も国籍も、生物としての特性でさえ、すべてを超えることができる。


っていうか‼︎

わたしが今まで演じてきた数々の不思議生き物どうするのさ⁉︎


池澤さんは、これまでに『ふたりはプリキュア』のポルンや『とっとこハム太郎』のトラハムちゃん、『ゲゲゲの鬼太郎』のアマビエなどを演じてきたほか、『ホーム・アローン』のミーガン・マカリスター役など洋画の吹き替えの経験も豊富。ギリシャ・アテネ生まれで、イギリスとタイに留学経験もあるマルチリンガルでもあります。


近年、アメリカでは性別・人種・民族・宗教などに基づく差別や偏見に反対するポリティカル・コレクトネスがエンターテインメントの世界にも影響が及び、猿渡氏の記事は現状をレポートしたものといえますが、こういった動きが「行きすぎている」と議論にもなっており、国際派の池澤さんが明確に立場をツイートしたことに意味があるのではないでしょうか。


※画像はTwitterより

https://twitter.com/haluna7/status/1281482930854850560 [リンク]


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