厚生労働省の調査によると、2016(平成28)年の業務における過重な負荷による脳・心臓疾患の労災申請件数は825件。そのうち支給決定したのは260件で、死亡したのは107件。また、精神障害発病の労災請求件数も1586件で、支給が認定されたのは 498件、未遂を含む自殺は84件と、依然として過労死が社会問題となっていることを示しています。

ある『Twitter』ユーザーが、過度に働いてしまう人の心理についてツイート。さまざまな反応を呼んでいました。


遅くまで働いてる人への
「あまり無理してると体壊すよ」
という声掛けを見かけるけど、声掛けられた本人は「疲労が溜まって風邪引いちゃうかも」くらいにしか思っていない。

実際は「内臓に回復不能なダメージが蓄積され続けある日突然お前は死ぬ」という意味だけど、多分死の瞬間まで気づけない。

「まず顔色からやばくなる」「無理すると最大HP減る」といった反応があったほか、「わかっていてもやめられない」という声や「食事や睡眠はちゃんと取らないと」といった意見が見られた過労問題。別のユーザーからは次のようなツイートも。


身体も、環境によっては脳みそも壊れますよな…
胃腸がやられて、脳もやられて、食べる量は減り、人混みや初対面の相手に恐怖を覚え、何気ない人の話し声が自分への罵倒やあざけりに聞こえる…
現在、社会不適合…無職。ここまで来ると、もう生きてていい事あるんかな…と、自殺の二文字がよぎります…

また、過度な労働をしていると自分で判断できなくなるといった意見も。


退勤時間から逆算してその日すべき業務内容を決定し、その通りに行動して定時に帰れるだけの能力を持ってない人が、そこまで気づける訳ないじゃないですか。その日何が完遂できるか考えるだけで一日が終わっちゃう程度の思考速度なのですよ。既に頭は壊れてるのです。(ソースは勿論自分です。)

「30代になると意識して休まなければいけない」「無理している人が基準になると、社会全体で疲労が蓄積する」といった意見もあった過労問題。2017年1月に山形県の半導体製造工場で働いていた38歳の男性が帰宅直後に急性心筋梗塞で死亡して、過労死認定されたことが明らかになったばかりですが、このケースも時間外労働時間が死亡4ヶ月前で1ヶ月あたり平均約80時間だったとされています。

厚労省の統計を見ても、労災認定されている場合は残業が80時間を超えていることがほとんどなので、過度に労働時間が長い場合は、本人が自覚するだけでなく周囲も強制的に休ませることが必要なのではないでしょうか。

※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/gukko123/status/980786717564190720 [リンク]

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情報提供元:ガジェット通信
記事名:「「無理をしていると身体を壊す」は荷重労働している本人に届かない!? 「自分では気づけない」「わかっていてもやめられない」