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セット一つで“50年分”を再現! 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のこだわりに西田敏行さんも感動



2012年の発売以来、謎めいたストーリーとファンタジックな展開の最後に訪れる深い感動が、瞬く間に話題を呼び「東野圭吾作品史上最も泣ける感動作」として高い支持を得ている「ナミヤ雑貨店の奇蹟」。山田涼介(Hey! Say! JUMP)さん、西田敏行さんをはじめとする豪華キャストで映画化した『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が9月23日より公開となります。


【ストーリー】

2012年。幼馴染の敦也、翔太、幸平の3人は、ある日夜を明かすため1軒の廃屋に忍び込む。そこはかつて悩み相談を受けることで知られていた「ナミヤ雑貨店」だった。今はもう廃業しており、自分たち以外誰もいないはずの店内に、突然シャッターの郵便口から手紙が落ちてくる。なんとその手紙は32年前に書かれた悩み相談だった。敦也たちは戸惑いながらも、当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書く――。次第に明らかになっていく雑貨店の秘密と、相談者たちと敦也たちの共通点。彼らがこの雑貨店に忍び込んだのは偶然ではなかったのか?そして、敦也たちがある人物からの”最後の手紙”を受け取ったとき、彼らの運命が大きく動きだす。


本作の舞台ナミヤ雑貨店は、この映画為に建てられた本当に人も住める雑貨店。そしてなんと60年代、80年代、そして2010 年代を同じ雑貨店で表現しています。そこには、各年代を違和感なくみせるために、陳列された商品にまでこだわりが!


ナミヤ雑貨店が建てられたのは大分県豊後高田市の商店街。監督は「高田の街には、昭和の遺産が沢山あったんです。そして商店街の方々もそれをちゃんと残そうとしていた。そういう熱い気持ちに心が動かされたんです」と語り、高田市にある昭和の香りが、本作の持つ雰囲気に絶妙に合っていたとコメント。そしてわざわざ実際にセットを組んだことに関して、「60年代、80年代、2010年代を表すには、時代に合わせて外観も内装もある程度よごしていかなければいけないので、借家で撮影するわけにはいきませんでしたね」と話しています。


ナミヤ雑貨店の店主 浪矢雄治を演じた西田敏行は、その多くの芝居を演じることになった雑貨店に関して「昭和の感じが懐かしかったですね。昭和を知らない若い世代の方も懐かしさを感じてくれるのではないでしょうか? 本来人間が持つ遺伝子のようなものが、なんとなく懐かしさと暖かさを感じさせてくれる。そんな雰囲気がセットの中にあったんです」と話し、昭和のリアルさだけでなく、温もりさえ感じさせるセットであったことを明かします。


監督は、まず“登場人物のドラマありき”をこの作品で目指したとのこと。例え作品がファンタジーであったとしても、リアルさを忘れない。そんな監督のこだわりが、セットの中にも現れています。西田が雑貨店から感じた温もりは、そんな監督のこだわりの賜物なのでしょう。


―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』
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