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メジェド様のアニメが地元エジプト紙で紹介される→日本人ってやっぱりクレイジー「カワーケブルヤーバーン(日本惑星)だ」


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日本のネット上を中心に人気のエジプトの謎多き神・メジェド様が昨年TVアニメ化し話題になりましたが、そのことがメジェド様のお膝元、エジプトでも取り上げられる事態に! なぜか日本でアニメ化されている、とエジプトの新聞と雑誌に掲載されたのです!


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メジェド様のショートアニメ『神々の記』について少し説明すると、昨年、11月24日よりフジテレビの番組『#ハイ_ポール』内にて放送されている、メジェド様をはじめ、ラーやアヌビスなどエジプトの神々が登場するギャグアニメ。声優はなんと全役、森川智之さんが1人で務めており、主題歌まで担当しているんです! 森川ファンにはたまりませんね。


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さて、掲載されたのは、エジプト国内の3大日刊紙の1つ、ゴムホレイヤ新聞。ローマ法王の話題らしき記事が一面になった新聞を開くと、そこに『神々の記』についての紹介が!! まったく読めないですが。


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さらに、ダールヒラール社の『カワーキブ』という芸能文化雑誌にも! こちらはキービジュアル付きで載っています。横に伸びちゃってますが。日本でいえば『スクリーン』や『ロードショー』的な映画の記事をメインに扱う雑誌のようです。


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記事を書いたのは、現地にいる日本人記者のトミザワノリコさん。トミザワさんはたまたまネットで配信していた(公式ですよ!)『神々の記』のアニメを発見。「これはなんだ!?」と驚きつつ、現地の人に「メジェドとかエジプトの神たちを可愛くしたアニメが日本で作られてて~」と話したそうです。


すると、「なんだよ、それ、さすが日本人だな。てかメジェドって何?」となり、「記事書いてよ」という流れに。


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日本ではネットを中心にその印象的な姿からファンも多く、ゲームキャラになったり、グッズ展開もされているメジェド様ですが、現地のエジプトでは知名度は圧倒的に低いとか。


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記事によると、「奇妙なことにエジプト人はメジェド神をエジプトではまだ知らず、私がアラビア文字でメジェド神の単語をインターネットで調べてもみつからず、考古学部の教授にそれについてうかがい」とあります。インターネットで調べても出てこないんだ……、日本ではネットで人気になったのに、この違いも面白いです。


トミザワさんによると、「この数年の若者言葉の流行で“カワーケブルヤーバーン(日本惑星)”、“ラグルカワーケブルヤーバーン(日本惑星人)”という言葉があります。理解不能な人々というニュアンスで、大学構内で若目の学生にこの記事をみせたらやっぱり『カワーケブルヤーバーン(日本惑星)』と言われました」とのこと。


日本は別の惑星、日本惑星人と言われるほど、クレイジーだと思われているんですね! 誇らしいですね!! Cool Japan!


そういった意味で、エジプトで日本はある種特別視されているらしく、新聞や雑誌等のメディアで日本の話題を載せると、ちょっとウケが良く注目される風潮があるようです。


雑誌の掲載内容は日本語だとこんな感じ 森川さんのこともしっかり紹介されてる!


日本人がアニメーションフィルムでメジェド神を紹介

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日本のテレビで古代エジプト神話からとったコメディアニメが放送されました。タイトルは「カミガミノキ」、日本語で「諸神の本」と言う意味で、一話二分間14話のショートフィルムシリーズで、登場人物は神々のお世話係の青年、ミイラ職人の青年、そして「ラー」神、「バステト」神、「アヌビス」神、それから「メジェド」神です。


このメジェド神は古代エジプトの「死者の書」に書かれ、両目と両足以外は全身を覆われ両目から強力な光線を発します、また誰にもこの神を見ることができません。


2012年東京の「大英博物館古代エジプト展」でメジェド神は始めて日本へ一般に紹介されました。謎が多く死者の書での姿が面白い故にメジェド神に多くの関心がうまれました。その後その関心は日本の若者文化で広がり、とうとう2016年11月にテレビでアニメーションシリーズが放送されました。日本人が古代エジプト神話を好きなことは注目すべきことで、いつでも新しい情報を求めていますから「メジェド神」の名は日本人の若者の間に広まったのです。


奇妙なことにエジプト人はメジェド神をエジプトではまだ知らず、私がアラビア文字でメジェド神の単語をインターネットで調べてもみつからず考古学部の教授にそれについてうかがい、エジプト人が知る前に日本人とエジプト人の間でメジェド神が広まった後、ようやく私が日本人ライターとしてカワーキブ誌を通してエジプト人に紹介する、それはエジプト人の若者がアニメを好きだからでしょうか? ですから日本のアニメを通して興味をもってもらえるのは嬉しいです。


このコメディアニメでは3000年前ナイル川ほとりの神々と二人の若者の日常、メジェドが侵略者を光線で撃退したり、猫神バステスがミイラを爪でひっかいたり、太陽神ラーが冷凍モノを解かしてくれたりなどが語られます。


太陽神ラーはこのアニメでは可愛らしいスズメでいつもピラミッドのてっぺんでウトウトしてます。そしてバステト神とアヌビス神は猫と犬の動作そっくりですが、時々人知を超えた奇跡を起こします。


日本はテクノロジーの国と言うだけでなく神話の神々がいまだ息づく国ですから、このアニメのなかで神々と人々が共生するエジプト神話はイメージしやすいのでしょうか。


美しいナイル川の景色とともにナレーションはこう語ります。

「下々の者も神々も夜になれば皆眠る。そして再生された太陽とともに新しい一日が始まるのだ」

これは日本人にはとても共感できる光景です。絵がきれいで可愛らしく、動きが面白しろく、一話二分なので、日本語を理解できてなくても楽しめます。


彼等すべての役をモリカワ・トシユキ氏が演じ、テーマソングも歌っています。モリカワ氏はアニメーションだけでなく日本語吹き替えで有名で、キアヌ・リーブスやトム・クルーズ、ユアン・マクレガーなどといった世界的俳優の声を演じています。エジプト人は「ラストサムライ」をテレビで何度も見ていますね。私もこのフィルムが大好きで何度も見返しています。その「ラストサムライ」日本語吹き替えで主役であるトムクルーズの声を演じたのがモリカワ・トシユキ氏です。


それで私はたった二分のコメディフィルムで何故この偉大な俳優が全役を演じているのかと驚きましたが、日本人のメジェド神と古代エジプトへの関心の大きさをこの天才的な俳優のもとへ託した考慮は相応しい選択だといえるでしょう。


いつかアラビア語吹き替えの「神々の記」のフィルムが放送される時には、古代エジプトの神々や二人の若者の声をモリカワ・トシユキ氏がアラビア語で演じてくれたらと心から思います。


――以上、大体の内容です。メジェド様の認知が現地でも上がると良いですね。




【公式】アニメ「神々の記」第4話「神々の怒り大バクハツ!の巻」

https://youtu.be/XWJJQzAl13o[YouTube]


神々の記:

http://kamigaminoki.com/


7月30日開催『ワンダーフェスティバル 2017[夏]』(幕張メッセ) に『神々の記』特設ブース出展。

7月31日『 #ハイ_ポールフェス』 『神々の記』ステージに森川智之出演!

8月2日DVD発売! 当日は「DVD発売記念、都内DVD告知行脚!」と題して、メジェドさまが都内をキャラバン!


関連記事:

メジェド様アニメ『神々の記』キャスト解禁 森川智之が1人全役!? 一番好きな神は「アヌビス」【独占動画】

http://getnews.jp/archives/1551700[リンク]


―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』
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