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【爆食放浪記】ラーメン砂漠”相武台”に鶏清湯スープの美味しい店が誕生しました@『Rojiura Noodle 温麦』



今回の”爆食放浪記”はそれとなく筆者(YELLOW)にとって馴染みのあるオダサガ(小田急相模原)の隣にある”相武台”がステージで御座います。つまり、言うまでも無い事なので言わなくても良いのですが、あえて言おう!


「正直、相武台前駅とか降りた事ねぇ!!」


なのでグルメ的にも、さして興味の沸かない地味な相武台ですが、新しいラーメン屋さんがオープンしたので食べに行って参りました。


『Rojiura Noodle 温麦』



相武台前駅から徒歩3分弱、2016年末に新規オープンした『Rojiura Noodle 温麦』(以下、温麦)で御座います。



店主は以前、町田の名店『一番いちばん』で働いていたので何気にメニューも似ていますね。なので看板メニューも『特中華そば』(950円)となり、『雲呑中華そば』(850円)などが続きます。



まだ開店直後でバタバタしている為、とりあえずは麺も製麺所から買っているそうですが、店の奥にはすでに製麺する為のスペースを作っていて、後々は自家製麺に切り替えたいそうです。



町田の『一番いちばん』と言えば”青竹”で打った自家製麺で定評があるので、是非とも自家製麺の方向で頑張って欲しいですね。



カウンター席のみの潔い作りで御座います。



今の所、卓上調味料は件の店でもお馴染みの”粗挽き胡椒”のみです。ここら辺も今後は変化があるかもですね。


『特中華そば』を食す!



整いました。初見ではありますが『温麦』で最高峰のメニューとなる『特中華そば』で御座います。



まあ、すでに『一番いちばん』で食べた事のある人であれば、この写真を見ただけでまるっとお見通しですが、あえて言おう!


「ほぼほぼ『一番いちばん』と同じビジュアルである!」


と……。まあ、修行先のラーメンに近いラーメンが出るであろうとは思っていたのですが、かなり寄せて来てますね。


スープもほぼほぼ似ているぞ!



鶏ベースのスープも綺麗な清湯系のスープでして、名古屋コーチンの丸鶏や大山鶏を使っているとの事。


ちなみに醤油の方を変えているので、確かに今の『一番いちばん』みたいな尖った醤油の使い方ではありませんが、逆に言えば昔の『一番いちばん』の感じに近いかも知れません。



油の加減や醤油の方も、お客さんの意見を取り入れながら試行錯誤している段階なので、この先まだまだ変化すると思うのですが、現状でもイイ感じではあると思います。


若干、最近は有名店の限定ラーメンとかで”丸鶏を豪快に使いまくった特別なラーメン”を食べていたので、やや鶏が弱いかなとも思うのですが、スタンダードなラーメンである事を考えると妥当なスープだと思います。


白河ラーメンを彷彿させる平打ち麺



平打ちの太麺は加水率43%と高く、まさに白河ラーメンや喜多方ラーメンに近い感じですね。茹でる直前に”手揉み”でさらに縮れを加えるのもセオリーです。



ここら辺、いわゆる横浜の”家系ラーメン”を軸に育った神奈川県民としては、微妙に麺の”固さ”に関して一言あるかもですが、コンセプトベースが白河ラーメンであれば、この柔らかさが正解です。


加水率を下げた細麺も食べてみたいスープではありますが、自家製麺を二種類用意すると手間も二倍になるので、方向としては今の麺で良いと思います。


具材もほぼほぼ『一番いちばん』である!



そして気になる”特”な部分の具材ですが、これも盛り付け含めてほぼほぼ修業先のラーメンです。



チャーシューは3種類、豚バラと豚モモと鶏チャーシューって感じで、鶏チャーシューのスモーキーさも『一番いちばん』に似ています。



と、言う訳で筆者の好きなワンタン(雲呑)の出来も上々でして、やはり食べるなら『特中華そば』か『雲呑中華そば』で雲呑を狙いたい所ですね。


『Rojiura Noodle 温麦』 総評



新店としては非常にソツなくまとまった感のあるラーメンでして、筆者的にも十分に満足出来る美味しいラーメンでした。


だが、しかし!


確かに修業先である『一番いちばん』に近いラーメンだとは思いますが、逆に『一番いちばん』を超える部分があるのかと言われると微妙な予感で御座います。


「寄せてはいるけど超えてはいない」


いや、そんな簡単に師のラーメンを超えられる訳がないし、逆に自分らしさを出し過ぎて修行先とまったく関係ないラーメンになっても困るのですが、今後はいかに”自分のラーメン”を作るかが肝になると思った次第です。


我が儘な話で恐縮ですが、食べる側は『一番いちばん』に似たラーメンで値段が同じなら、家からの距離次第ですが『一番いちばん』に行ってしまいます。


と、言う訳で微妙なダメ出し感のある記事になりましたが、流石に「修行先のラーメンを超えた!」とか嘘は書けないし、そう簡単に超えられる『一番いちばん』では無いので、こんな感じでまとまった次第です。


もっとも『温麦』はスタートしたばかりで、これからどんどん変わって行くラーメン屋さんだと思うので筆者的には期待しています。


それでは、是非みなさんも『温麦』の美味しいラーメンを食べてみて下さい。



『Rojiura Noodle 温麦』


住所:神奈川県座間市 3-42-23


営業時間 11:30~14:30 18:00~21:00


定休日:未定




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(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか


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