12月13日に放送された『マツコの知らない世界』（TBS系）で、MCのマツコ・デラックス（50）が意外な表情を見せるシーンがあった。
この日の後半のテーマは、番組で初めて取り上げることとなった「ペンギンの世界」。全国からスペシャリストが集まる「ペンギン会議」で研究を発表したという案内人・鈴木起世美さんがスタジオに登場した。ペンギンが充実しているスポットをみずから「ペン充」と名付け、「この冬に行きたい全国ペン充水族館」や、かわいいだけではないペンギンの知られざる生態を伝えるという構成になっていた。
そんなペンギンは一夫一妻制を取っているらしいが、そのうちの何割かは浮気をするなど、かわいらしい外見からは想像がつかないドロドロとした一面も。さらに「オスとオス、メスとメス同士など、同性カップルも多く存在する」と鈴木さんが言うと、同性好きのマツコはシンパシーを感じたらしく、満足げにうなずいていた。
しかし、「（ペンギンの）あの体型は何となく許される雰囲気あるのよ。私もこの体型だからこそ、これまで許されてきたこともたくさんあるんだから」と、ペンギンに自分を重ねつつも、決してマツコとペンギンの相性は良くない様子。番組終盤ではスタジオに数羽のペンギンが登場し、マツコと対面することになったが、ペンギンはマツコを明らかに警戒していて、まったく近寄ろうともせず。マツコも自分を敵視するペンギンにどう対応したら良いのかがわからず、鈴木さんに勧められるままに餌付けをしたところで番組は終了してしまった。
どのテーマについても饒舌に話すマツコが、意外にもペンギンに怯んでいる姿は相当おかしかったようで、番組終了後にネットには「ペンギンに天敵と誤解されるマツコ」「マツコ、ペンギン苦手か嫌いなんだろうな」「マツコさん明らかにペンギン嫌いじゃん」「マツコさんに戸惑うペンギン可愛すぎる（笑）」といった声があがっていた。
「誰に、何に対してもぐいぐい押せるマツコにもウィークポイントがあるようですね。マツコが言うように、体型が似ている両者だけにおかしみが増したのかもしれません」（芸能ライター）
案内人の個性やテーマに関する豆知識を得られるところは当番組の魅力でもあるが、一番の見どころはやはりマツコのリアクションにあると言っても過言ではないだろう。
