ありがちな歯のお悩みの原因とは？
歯の黄ばみの原因とは？
白くてキレイな歯を目指す方にありがちなお悩みのひとつは、歯の“黄ばみ”ではないでしょうか。黄ばみの原因といえば、コーヒーを愛飲していたり喫煙するなどの外的な理由として色素沈着が考えられます。
色味が強い飲食物をよく口にする場合は、色素が歯の表面に残り、ステイン汚れの原因に。喫煙者の方の場合は、煙草のヤニが蓄積されると黒っぽくくすむように変色するので注意が必要。
また、コーヒーも飲まない・煙草も吸わないという方でも、黄ばむことは十分有り得ます。歯の黄ばみや変色の原因は、年齢を重ねるとともに生じたり内側からも発生するのです。
歯の表面のザラザラは関係ある？
歯の表面には、エナメル質があります。舌や指でなぞると表面がザラザラしていたり、ツルツルしていたりと個人差があります。このザラザラが強いと、凹凸部分に汚れが溜まりやすい傾向があります。汚れを放置すると色素沈着の原因となると考えられています。
STEP1：色の濃いものを口にしたときのセルフケア
ワインやコーヒー、カレーなど色素沈着しそうな色の濃いものを口にすることは日常的に多いかと思います。ストイックに気を付けるなら、黄ばみの原因となるような飲食物を控えるのも手ですが、なかなか難しい方も少なくないはず。
そんなときにおすすめのセルフケアは、まず最初に色の濃い飲食物を口に入れる前に口の中を湿らせておくこと。唾液や水など無色の水分で潤わせると、表面がコーティングされるので色素が付着しにくくなります。
また、汚れが付いた場合は早めのタイミングで綿棒などを使い、歯にピタッとフィットさせて表面を拭きましょう。30分以内のお手入れを目安に拭き取るのがおすすめです。
STEP2：舌の運動で口の中を乾燥させないセルフケア
先程ご紹介したように、口の中の状態が湿っていると、歯の表面に色素が沈着しにくくなります。舌をまわしたり、歯の表面や裏側を舌でなぞってみたり、舌まわしの運動をすると唾液が分泌されます。こまめに取り入れるのがおすすめなので、トイレに行ったタイミングなどでやる習慣をつけるとよいでしょう。
舌まわし運動は口の周りの筋肉もほぐしてくれるので、ほうれい線が気になる方にもおすすめ。口の中の乾きは口臭の原因にもつながると考えられているため、舌まわし運動だけで得られる嬉しいメリットはたくさんあります。
STEP3：歯間ケアを忘れないセルフケア
キレイな歯を目指すなら、磨き残しやすい歯と歯の間の“歯間ケア”を忘れないように注意しましょう。特に歯並びにガタつきがあったりすると、磨きにくい部分が想像以上に磨けていなかったりするので意識するのが大切です。
むやみに強く擦り過ぎると、歯茎や歯の表面を傷つけてしまうので気を付けて。歯の毛先が細い歯ブラシや、デンタルフロスを活用しながら、1本1本お手入れしてみましょう。このときも力を込めず、やさしくお手入れするのがポイントです。
STEP4：定期的にスペシャルケアを取り入れる
最近は、自宅でできるホームホワイトニング用のケアアイテムがいろいろと販売されています。歯に使う用のスクラブのようなパウダータイプの歯磨きパウダーや、専用のシートにホワイトニング効果のあるジェルが付いていて、歯にぺたりと張り付け放置するものなど…本当にさまざまです。
日本未発売のアイテムなども多く、特にホームケア初心者さんだと何を買えばよいか迷うもの。個人的におすすめしたいのは、オーガニック由来の成分でできたセルフケアアイテムから始める方法。口の中に入れるケアになるので、成分も安心できるもののほうがよいですし、刺激が極端に強くないものも多いので、迷ったときはオーガニックのアイテムかどうかチェックしてみるのもひとつの手です。
ホームケアで美しい歯と笑顔を手に入れよう！
プロのホワイトニングの真っ白さには敵わないかもしれませんが、毎日のこまめなホームケアやお手入れ、飲食時の心掛けでキレイな歯の状態をキープできます。口を開いて笑うときに、できれば黄ばんでいる歯よりも、白くてキレイな歯が見えたほうが清潔感を感じてもらいやすいかなと思います。
今回ご紹介したホームケアは、特別に何か高額なアイテムを買い足すというよりは、いつものケアを意識するように見直すこと。できることから見直しつつ、キレイな歯とハッピーな笑顔を手に入れましょう！
大谷翔平・野球ニュース