漢方の考え方「未病」の基本

漢方の考え方「未病」の基本
出典:GODMake.

漢方は「未病に効く」とされる薬です。「未病」とは、手足の冷えや慢性的な頭痛など、「病気という程ではない」身体の不調のこと。

病院やクリニックで診てもらっても「異常なし」といわれる、でもどうしても調子が悪い……そんな時に使っておくと、病気への発展を食い止めることができるのが漢方なのです。

病気になる前の段階である「未病」=体の不調の段階で、漢方を毎日の生活に取り入れれば、賢く病気を予防することも可能ですよ!

「漢方は即効性がない」は嘘?

漢方の効き方

漢方の効き方
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自然の生薬などでできている漢方薬は、身体に優しいイメージから「効き目が弱い」「長く飲まないと効果を感じにくい」などといったイメージがあるかと思います。

でも、実は漢方薬はすべてがゆっくりと効いていくものばかりではないのです。中には効果が強く、急性の病気の治療に使われるものも。

ですので、服用の際にはきちんと薬剤師さんに説明を受けるようにしましょうね。

漢方の飲み方

漢方の飲み方
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一般的な漢方の飲み方に、「食間」「食前」に飲むというものがあります。

「食間」はよく「食事の間」と間違われることがありますが、「食事と食事の中間」という意味が正解。具体的な時間としては、食後2~3時間後に飲むのがいいでしょう。

「食前」は、食事の30分から1時間程前を指します。

また、漢方は顆粒の状態になっていることが多くなります。そのため、「飲みにくい」といった意見もよく耳にします。

漢方薬を服用する時には、まず先に水を口に含みましょう。その水の上に漢方薬を落とすようにしてから飲み込めば、上手に飲むことができます。

漢方薬を飲む際には、必ず水かお湯と一緒に飲むようにしてください。お茶やジュース、牛乳などと一緒に飲むと、薬の吸収に影響が出てしまい、効果を十分に感じられない可能性があります。

体質に合えば大きな効果が期待できる

体質に合えば大きな効果が期待できる
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漢方には「身体との相性」があります。その人の身体に生じている症状にマッチすれば、大きな効果を得ることができるといわれているのです。

漢方は病院でも処方されている、きちんとした「薬」。体質や症状にマッチした漢方を正しく選べば、慢性的な不調もすっきり解消することができますよ。

女性におすすめの漢方とは?

女性におすすめの漢方とは?
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美肌におすすめの漢方

乾燥肌にニキビ、肌荒れなど、女性はなにかと肌トラブルが気になりがち。そんな時にも、漢方を賢く活用すれば解決へと導くことができます。

乾燥肌に効果的とされる漢方には、女神散(にょしんさん)が挙げられます。いかにも女性の味方らしい名前の漢方ですね!

また、柴胡加竜骨牡砺湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)も乾燥肌に効果的な漢方として知られています。

ニキビなどの吹き出物に効果が期待できる漢方には、清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)や桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、加味逍遥散(かみしょうようさん)、十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)などがあります。

ダイエットにおすすめの漢方

むくみや便秘など、女性のダイエットの天敵は沢山存在します。

ダイエットにおすすめの漢方としては、大柴胡湯(だいさいことう)、防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)、そして防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)がおすすめ。

大柴胡湯には脂肪燃焼効果があるとされており、痩せやすい体質へと導いてくれます。防已黄耆湯は利尿作用が高く、むくみ解消効果が。

市販薬などでもおなじみの防風通聖散には便秘解消などの効果が期待できるので、ぽっこりお腹解消にも繋がります。

冷え性に効果的な漢方

冬場はもちろんですが、暖かい季節のクーラーも女性にとっては冷え性の原因に。

そんな時におすすめしたい漢方は、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)や温経湯(うんけいとう)などです。

また、ストレスによる血行不良も冷えの大きな原因に。四逆散(しぎゃくさん)、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)、香蘇散(こうそさん)、そして柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)などを活用すると良いでしょう。

おわりに

「漢方」と言うと、「苦い」「飲みにくい」「使うのが難しい」「効果がなかなか感じられない」といったイメージがあるかもしれません。

ですが、上手に賢く使えば、身体に優しくゆるやかに、しかし確実に心身の不調を解決してくれる薬なのです。

初心者さんには、本格的な顆粒薬や煎じ薬ではなく、美味しくて飲みやすいお茶などで取り入れるのもおすすめです。

自分の体質や不調の度合い、そしてライフスタイルに合わせた取り入れ方で試せるのも漢方の良いところ。

まずは、お近くの漢方薬局に足を踏み入れてみてください。最近は女性ひとりでも入りやすい、お洒落で綺麗なお店も増えています。

女性の美容と健康の強い味方、奥深い漢方の世界をあなたも覗いてみませんか?

情報提供元:GODMake
記事名:「女性の美容と健康の味方・漢方の基本をお勉強!